Vol. 0413
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
毎週届く塾のチラシを見てみると、
「弱点克服」とか
「苦手科目の克服」を
大々的に謳っています。
国語・数学・理科・社会・英語。
こんなにたくさんの科目を履修していると、伸び悩む科目があるのは、当然です。
しかし、
子どもにとって、それは本当に「弱点」なのでしょうか?
本当にその子は「苦手」と思っているのでしょうか?
もしかしてその苦手意識・・・
誰かに植え付けられたものではないでしょうか?💢
得意科目の反対は苦手科目?
小学校のころから全科目万遍無く(まんべんなく)できるようになるって奇跡的だと思います。
人それぞれ、得意・不得意があります。
得意科目は、「好き」だからやってて楽しいし、充実感もある。
でも、得意科目以外は「好き」でも「嫌い」でも無く、
ただ単に興味がわかないので成績は上がりません。
それを苦手科目と言うでしょうか?
気の早い保護者さんだと、
「キャー算数がこんな点だなんて、この子算数が苦手なんだわ😱」
「お前の弱点は算数だ。しっかり勉強しろ💢」
なんて、言ってませんか?
子どもは親の言う事を真(ま)に受けます。
「僕って算数が苦手なんだ。算数は僕の弱点なんだ。」と。
苦手科目はでっち上げ
違うんです。
苦手なんかじゃないんです。
ただ単に興味が無くてやってないだけなんです。
保護者さん、どうか過剰反応💥しないでください。
算数、算数、苦手、苦手、算数、苦手、苦手、算数、苦手、算数、苦手、苦手、苦手、苦手、算数、算数、苦手、苦手、算数、苦手、苦手、算数、苦手、算数、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手、苦手
言われ続けりゃ、誰だって
算数 = 苦手科目
が刷り込まれてしまいますよ。
特に、高学歴のお父さま・お母さま、
先回りしすぎちゃいけません。
今はじっくりじっくりと得意科目を育ててあげてください。
興味を持たない科目に関しては、学校で学ぶ程度のことが出来れば十分です。
「くちチャック」でお願いします。🙊
注目すべきは得意科目
子どもの将来は得意科目で決まります。
得意科目で認められ、誉められていけば、
自然と自己肯定感が養われ、
やがて関心の薄い科目に対してもやる気が出てきます。
そこまで到達するのに時間が掛かるかもしれません。
でもその時になって、強い苦手意識が植え付けられていると、
自分で自分の成長を縛ってしまう事になります。
苦手意識は、誰かから植え付けられ、強化されたものです。
その苦手意識が強ければ強い程、
苦手克服、弱点克服は、困難になっていき、
結局、得意科目もそれほど伸びない、苦手科目も克服できない状態になってしまいます。
例えるなら、
いくら手術が必要でも、体力のない患者を手術することが出来ないのと同じです。まずは、手術に耐えうる体力を付けなくてはなりません。体力のないまま手術してしまうと、手術後に合併症を起こしたり、手術後の死亡率が高まります。👨⚕
先入観が植え付けられた弱点克服には、どうしても時間とエネルギーが必要です。
時間はなんとか確保するとしても、このエネルギーはどうやって蓄えるのか。
それは得意科目を伸ばし、自己肯定感を高めることで蓄えていくことが出来ます。
自己肯定感が低いと、弱点克服は失敗に終わります。
得意伸長と弱点克服はセットで効果倍増 ✌✌✌
財前教授より😀
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