Vol. 0208
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
当塾で実践している『誉め育て』。
当ブログでは何度も『誉め育て』に関して書いているので、検索窓からキーワード「誉め育て」でいろいろと記事が見れると思います。
当たり前ですが、何でもかんでも誉めればいいってわけではありません。
また、当たり前ですが、誉めれば成績が上がるってわけでもありません。
『誉め育て』では何が大切なのでしょうか。
それは、
誉めることによって、お子さんに「心の余裕」を与えること・・・
これがめちゃくちゃ大切です。
「心の余裕」を与えることで、
できない子ができる子に変身します。
では、「心の余裕」とは何か?
「心の余裕」とは、
「自分の出来ないところを素直に認めること」
「できない自分を許すこと」
「客観的になること」
「人の話を聞くことが出来ること」
「自己防衛しないこと」
具体的には、、、
小学校のカラーテストや中学校の定期考査で、生徒さんから結果を見せてもらう時、
彼らは何を期待しているかというと、
「ちょっとでも誉めてもらいたい。」
と思っています。
例えば、
点数の低かった子が言ってきます。
「でも、ここの問題はクラスで2人しか合ってなかったんだけど、僕、マルだったんだよ。」
こんな時は、全力で誉めます。
たとえ点数が低くても、です。
誉められると、生徒さんには「心の余裕」が生まれます。
ここで、誉めるだけで終わってしまうと、「ほめると子どもはダメになる」とか言われてしまいます。
つまり、「心の余裕」が「油断」になってしまうからです。
マルが付いた問題だけで喜んで、バツが付いた問題は無視すると、
できない子は、ずっとできないままになってしまうのです。
できない子をできる子にするには、
誉めるだけではなく、誉めた後が大切です。
誉めることで生徒さんは安心し、「心の余裕」が生まれます。
生徒さんと先生との間で、共感の土台できています。
その後は、できていない問題、バツをもらった問題に目を向けるように、
方向性を与えていきます。
「ここはどうしてまちがったの?」
「僕、ちょっと小数点の問題が苦手なんだ。」
「読解問題の時間が足りなかった。」
「単語の綴り(つづり)がよく間違えるの。」
とか、いろいろと本人の口から反省点が出てきます。
それを基に、今回間違った点を復習して行きます。
できなかった問題ができるようになったら、
少しづつですが勉強が好きになってきます。
できる子とできない子の違い、
それは、
バツの問題を、できるようになるまで復習するかしないかの違いなのです。
このわずかな違いが、成績の向上と低下の分かれ目なのです。
これ、大人になっても大切ですよね。
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