Vol. 0207
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
前回のブログで親子げんかを取り上げましたが、
親子関係よりも優先順位の高いものは何でしょう❓
一番重要な、根本的なものは夫婦関係だと思います。
(こんな事を書くと、塾の仕事が出来なくなりそうですが・・・)
親子関係の前に、夫婦関係がある。
つまり、子どもの成績をあげようと、本人も親も学校の先生も塾も頑張るのですが、
なかなか成績が上がらない、本人のモチベーションが上がらない
斑(むら)がある、キレるなど、
これらの問題(問題では無く自然な反応なのですが)は、
根幹に親の夫婦関係があると思います。
子どもの成績だけではなく、いじめや不登校、家出などの問題も
元を質(ただ)せば、パパ・ママの関係性に原因があります。
ただ、
夫婦関係をしゃべり出すとキリがないし、
それぞれの事情ですし、
わたしもひと様のことは言えないほど泥沼化した時期もありますが、
はっきりと断言できるのは、
「夫婦間でお互いを尊重する態度が無ければ、どんなに正しい事を言っても子どもは聞かない」
ということです。
聞くわけがない。
パパがママを大切に思っていない場合、またはその逆のパターンで、ママがパパをリスペクトしていない場合、子どもの教育をしたり躾をしたりすることは、わたしは、不可能だと思っています。
表面的には出来ているように見えても、子どもは鋭く親の矛盾を見抜いています。
人はみんな、自分を認めて欲しいと思っているし、大切にしてほしいと思っている。
それができないパパとママを子どもは失望感をもって見ています。
パパ・ママの会話や行動から子どもが受け取るメッセージはさまざまです。
「適当に返事をしてもいいんだ。」
「人の話を聞かなくてもいいんだ。」
「あやまらなくてもいいんだ。」
「人をバカにしてもいいんだ。」
「親戚と比べてうちはダメなんだ。」
「受験は親の自慢のためなんだ。」
「いつも不機嫌でいいんだ。」
「先生の悪口言っていいんだ。」
「間食してもいいんだ。」
「無視してもいいんだ。」
「答えなくてもいいんだ。」
「ハイハイって言えばいいんだ。」
「自分さえ良ければいいんだ。」
「協力しなくてもいいんだ。」
「反省しなくてもいいんだ。」
「嘘ついてもいいんだ。」
「ぼく(わたし)がダメなんだ。」
・
・
・
もう書ききれませんね。
書きながら悲しくなってきました。
ただ、ほとんどの子どもたちは言語化できませんから、
一言、
「むかつく。」
ですべてを表現します。
その言葉は親には届きません。
届いても親は子どもが反抗しているだけに感じます。
親に見えるのは、子どもの成績だけ。
そんな環境の中、
「勉強しなさい❗」👿
「宿題しなさい❗」👹
と言っても、子どもにはうるさいだけ。
勉強しなさい❓ そんなこと、子どもは百も承知です。
「あなたのために言ってんのよ❗」
と言われても、
「ハイハイ。」なわけです。
これ、すべてパパ・ママから学んだこと。
まず、
お父さん、お母さん、
お互いの関係を見つめ直してみませんか❓
またお話します。
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