Vol. 0192
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
池袋のサンシャイン水族館では、『毒毒毒毒毒毒毒毒毒展(もうどく展)2』が子どもたちに大人気です。
わたしもこういう展示は大好きなので、小4の息子と行ってまいりました。
有毒生物を一つ一つ見て回りながら、その体の小ささや足の数の多さにいちいち声が出ちゃいます。
美しい模様に目を取られながら、何回もスマホのシャッターを押してしまいます。
それにしても、なぜ・・・
なぜ、ふつうの動物や昆虫、植物が、毒を持つようになったのだろう?
すごく不思議です。
Googleで調べると、
自然界で生きていくために、たまたま毒性の器官が発生し、外敵から身を守ることが出来た個体が、たまたま同じような毒性の器官をもつ個体と配合し、毒の器官をもつ個体が遺伝し、外敵から身を守り生き残っていったらしいです。
数億年の生物の歴史のなかで、生き残るための生物のミラクルに愕然(がくぜん)とします。
ところで、人間はこれまでこういう有毒生物をどう見ていたのでしょうか?
毒についてのお話で興味深いものがあります。
『宗鏡録(すぎょうろく)』という仏教書に、
「牛飲水成乳」
「蛇飲水成毒」
生きるものはすべて水を飲むが、同じ水でも、牛はその水を生乳に変え、蛇はその水を毒に変える。
という一節があります。
「一つの真理であっても、人によって解釈の仕方が違い、行動も全く違う。」
と言う意味だそうです。まるで、ルビンの壺(Rubin’s vase)のようですね。
なるほど。
つまり、崇高な聖書や聖典があったとしても、解釈の違いで平和や発展(生乳)を生み出すこともできれば、一方で、戦争やテロ(毒)を引き起こすこともあるという事ですか。
さて、
展示を見終わり、大満足でした。
当たり前ですが、わたしにとって有毒生物はそれほど怖くありません。
展示された生物は透明なアクリルの箱に入って安全ですし。
日本ですし、都会に住んでますし、大人ですし。。。
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でも、
この世で一番怖い危険生物は、やはり
「人飲水成毒」
ですね。😱
最近のニュースが怖いです。。。
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