Vol. 0176
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
今日は府中市内の公立中学の終業式。
三学期終了です。
教室には生徒さんが続々と入室してきます。
でも、すぐには席に着きません。
何故なら私に渡すものがあるから。
それは、もちろん、通知表💖
通知表を生徒さんから受け取る時、
私が一番気にすることがあります。
それは、五段階評価・・・ではありません。
それは、生徒さんの表情です。
どんな表情で通知表を渡してくれるのか、細心の注意を払います。
その表情がすべての真実を語るのです。
五段階評価はあとからでもゆっくりと見ることは出来ます。
しかし、生徒の生(なま)の表情は一瞬現れ、一瞬で消えていきます。
まるで、流れ星☄のように、
一瞬のシグナルを放ち、あとは何事も無かったかのよう。
そのシグナルを受信するのが私の役目。
笑顔もあれば、曇った顔もある。
ポーカーフェイスもいる。
悔しそうな表情を見せる子もいる。
生徒の表情を見ながら、私は一気に共感モードに突入します。
「おっ上がったね」
「えっこれって予想以上じゃん」
「うわ、まじ?!」
「あれ?これほんと?」
「これやばいんじゃね?」
共感しながら誉める。これ『誉め育て』の極意です。
良いところをどんどん誉めていくと、おかしな現象が起きます。
生徒さんが自分から「でも、これが悪かった」と反省点を言い始めます。
もちろん悪いところは私から見えているのですが、私からはあえて言わないのです。
反省点は生徒さんがすべて知っているのです。こっちから「ダメじゃないか😠」なんて怒る必要は全くないのです。
そもそも、通知表なんて過去のものですから、怒っても仕方ないです。
通知表を渡されたとき、どうやって生徒さんのやる気を引き出すか、それに全神経を集中させます。
それは、悪いところを指摘するのではなく、
ぴったりと共感して、良くなったところを誉めてあげることなんです。
そうすると、生徒さんは自己防衛する必要がないことに気付き、
もっともっと共感して欲しいという欲望が、
今回悪かったところの自己申告につながっていきます。
ひとしきり自己申告が終わったら、
「次はどうしたいか」を聞いて、コピーした通知表に書きこみます。
新しい目標設定完了❗
これが『誉め育て』の極意😄
ご家庭で
さて、お母さま、
ご家庭ではどうでしょうか?
通知表が返ってくるときは、生徒さんの努力より、結果の数字のみに目が向いてませんか?
また、通知表が返ってくるときは、ここぞとばかりに子どもを叱る時と思っていませんか?
「子どもに頑張ってほしいと願う親の気持ち」
それは分かります。
しかし、叱れば叱るほどお子さんは貝になっていきます。
もう一度言います、通知表なんて過去のものですから、怒っても仕方ないです。
だから、ちょっと今回は雰囲気を変えて、
この『誉め育て』の極意を試してみませんか?😄
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