Vol. 0124
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
この前のお話の続きですが、
今、目の前の現状が、お子さんの現実です。
恐らく、保護者さんの持つ『理想像』とは違った状態です。
それを認識したうえで、、、
やる事③ 子どもから離れる
子どもは親といるのが鬱陶(うっとう)しいのです。親が近くにいるだけで「やる気」が起こらないこともあります。
であるにもかかわらず、親は子どもに干渉してきます。「勉強しなさい!」と。
だから、子どもの為に、親は一歩も二歩も下がって、子どもが成長できるスペースを開けてあげないといけません。
まずは、子どもから離れる勇気を持ってください。
やる事④ ひたすら観察する
離れると言っても、見放すわけではありません。
距離を取って観察するのです。
「見守る」というよりも、積極的に「観察する」のです。
この時、感情や評価を入れてはいけません。
今までの事は全て白紙に戻して、あくまで客観的に観察してみてください。
お子さんが朝起きて、顔を洗って、朝食を食べて、家を出る。学校から帰ってくる時間は何時か。夕食まで何をしているか?音楽はどんなものを聞いているか。洋服の趣味は?読んでいる本は?何時間くらい勉強しているか?何時に寝るのか。あとは、どんな時に嬉しそうにしているか、どんなことにプライドを持っているかなど。
とことん観察してください。まるで動物園の飼育員になったかのように。
良いところ、悪いところ、まるまる全部です。
「良いところなんて、全然ないですよ。」と後ろ向きな観察をするのはやめましょう。
これが14年間の子育ての成果物だと思ったら、「良いところが全然無い」なんてありえません。お子さんの良いところが、いっぱい見えてくるし出てくるはずです。
これは必ず、ノートに書き留めておきましょう。
後々そのノートを使います。
この「観察する人」という立場は、今後も、お子さんが成人するまで、またはそれ以降もずっと続けていきます。
なぜなら、「勉強しなさい」と干渉してくる親は、実はあまりお子さんの事を知らないで言っている可能性が高いからです。「勉強しなさい」の次は、「いい大学に入りなさい」「仕事しなさい」「結婚しなさい」「孫の顔を見せなさい」「親の面倒を見なさい」・・・永遠に続くのです。
これは、親自身の不安やエゴから出てくる言葉であって、子どもにとっては迷惑なだけ。百害あって一利なしでしょう。
(塾長㊟:割り切った表現をしています。どうぞ、ご容赦ください。)
お子さんに本当に変わって欲しいと思うなら、まず、親自身が変わらなくてはならない。
お子さんを徹底的に観察し、お子さんの良いも悪いもその現状を認めてさしあげることです。
そこから始めましょう。
やる事⑤ 親の一歩先の行動
長くなりましたので、次回に回します。