Vol. 0677 ブログ一覧
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国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
「10年に1度」の非常に強い寒波・・・と言われていましたが、東京都府中市ではそれほど寒くはなりませんでしたね。
今朝の最低気温が -3.3℃。よかった。よかった。
さて、家族円満のヒケツって何でしょう?
一つ屋根の下、家族が寄り添って生活している空間には、感情の摩擦が当たり前のように生じます。
大人(親)はそれを避ける智恵をもっているので、感情が高ぶる前に抑え込もうとしてしまいます。
例えば、
子ども「辛い・・・」
親 「大丈夫、大丈夫、がんばっていれば辛くなくなるから」
子ども「嫌だ・・・」
親 「そんなことないでしょ。やってみなさい。」
子ども「寂しい・・・」
親 「しょうがないでしょ。我慢してなさい。」
子ども「怖い・・・」
親 「なに怖がってんの?怖くないから。」
子ども「ムカつく・・・」
親 「そんなこと言っちゃダメ。」
などなど。
そういう時、親は
「その感情は間違っている」とか
「強くならなくてはいけない」とか
「感情を表現することは悪いことだ」
というメッセージを子どもに発しています。
そうなると、子どもは寂しさ、悲しさ、怖れ、不安などの感情(第1次感情)を押し殺し、それらを「怒り」(第2次感情)にすり替えて、周りの誰か(または、ネット上の関係ない人)を攻撃するようになります。
怒って誰かを攻撃していれば、自分の弱さを感じなくて済むからです。
怒って誰かを攻撃する時、その人はありったけの知識を総動員して、自分の「正しさ」を主張して、相手を攻撃します。
でも、「正しさ」って人それぞれの年齢や性別、立場で違ってきますから、相手にとっては受け入れがたいものです。
このようにして、家族内のギスギスした雰囲気が形成されていきます。
仲の良い家族は、たぶん「相手の弱さを認め」「いろいろな感情に共感できる」家族なんだろうなと思います。
不安な時に「不安だなぁ」と言えて、疲れた時に「疲れたぁ」と言えて、腹が立った時に「ムカつくっ!」と言える環境が、家の中にあればいいなと思います。
子どもの頃に感情を受けとめてもらえなかった子は、だんだん怒りっぽい性格になって行ったり、キレやすい人になったり、親になって、子どもを叱ってばっかりの人になっちゃうかもしれません。
ところで、英語の本を読んでいると、Forgiveness という言葉がよく出てきます、和訳すると「許し」です。
「許し」というのは、「それでいいんだよ」という言葉を与えることです。
まずは、自分自身にForgivenessを与えてみてください。
「それでいいんだよ。よしよし」と優しく自分に言い聞かせてあげることで、周りの人にもForgivenessを与えることができると思います。
家族円満のヒケツはForgiveness。
家庭内では、お互いを許し合い、感情豊かなコミュニケーションを目指しましょう。
「よしよし」
応援団長より😊
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