Vol. 0474
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
昨日の大河ドラマ「青天を衝け」。
渋沢栄一(吉沢亮さん)が岡部藩の代官に雨の中、土下座をして訴えるシーン、良かった❤
最近、半沢直樹の影響か、土下座シーンよく見かけます🙇♂️
ネットで見たのですが、吉沢亮さんは都立府中高校に通っていたらしいですね。
何だか親近感が湧きます。
ということで、今日は都立高校のお話です。
あまり知られていないのですが、都立高校入試には3回目のチャンスがあります。
1回目は、1月の推薦入試
2回目は、2月の一般入試
3回目は、3月の二次募集又は分割後期募集の入試
先日(3月5日)に二次募集と分割後期の募集が締め切られたのですが、
応募状況を見て、愕然としてしまいました😱
「なんじゃこれ?全入ばっかり!」
今年度、募集人員1877人に対して、応募者が671人。
何と、平均倍率0.36倍。(MAX10.5倍)
(参考資料:創育2021年度都立高第二次募集・分割後期募集応募状況)
低すぎる!
ちなみに、
前年度(2020年度)の募集人員1437人に対して、応募者は1055人。平均倍率0.73倍(MAX17.0倍)
前々年度(2019年度)の募集人員1443人に対して、応募者は1151人。倍率0.80倍(MAX34.2倍)
ですから、募集人員は前年度比30.6%増えたのに、応募者が36.4%減ったので、ダブルパンチで倍率が下がっているのです。
2月の一般入試で募集人員に満たなかった都立高校は、二次募集をしますが、
これまでは、二次募集や分割後期入試はかなり高い倍率で合格は難しく、そこをねらい目にすることは無かったのですが、
例えば、都立府中東高校(SS46/80%)の分割後期入試は、
2019年度 募集人員26人 応募53人 倍率2.04
2020年度 募集人員26人 応募34人 倍率1.31
2021年度 募集人員27人 応募26人 倍率0.96
のように、年毎に倍率の低下がみられ、今年度は全入状態になっています。
これも昨今の私立高校人気、付属高校人気の影響でしょうか。
また、リスク回避の選好もあったでしょう。
つまり、コロナ🦠の影響で今年の入試は受験生や保護者さんの不安感も高く、「早めに決着をつけたい」という心理から、リスクの高い二次募集や分割後期の入試は選択肢に無かったと思われます。
わたしの勝手な見解ですが、
偏差値的に45辺りを境にして、それより低い都立高校(普通科)に行くなら、私立高校を選択するという受験生が多くなっています。
保護者さんは、3年後の大学入試も考えていますから、当然の流れだろうと思います。
応援団長より😊
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