Vol. 0466
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
やった!昨日は府中市の新規感染者数ゼロ。
ゼ~ロ~!
周りの三鷹や国分寺でもゼロ。
これまで毎日10人以上が報告されていましたから、ホッと一息ですね。
でも、塾では感染防止対策引き続きやって行きますので、ご協力よろしくお願いします。
さて、府中市の公立中学校では今日が学年末考査最終日。
府中二中や府中六中の日程表では国語がありますね。
昨日の授業では塾で作成した試験対策問題集の国語を最後までやってもらいました。
いつも言っていることですが、
国語の基本の基本の基本のキは二つ。
➀ 漢字
➁ 言葉の意味
です。
これが出来てなくて「読解力が無いんですぅ」と嘆いても、「そりゃそうでしょ」と答えるしかないですよね。
➀の漢字に関しては、以前にも言いましたが、「机に縛り付けてでも勉強させる」。
小学生は漢検5級、中学生は漢検3級が最低条件です。
➁の言葉の意味について、(— やっとここから本題😅 —)
先日、受験生と話をしていて、「入試が終わったからと言って学年末テストを軽視しないように」と話を続けていたのですが、
ふと気になって、
「ねぇ、『軽視』ってどういう意味か知ってる?」と聞くと、
ニコニコしながら「知りません」と返されました。
あちゃー💦
いやいや、知らないことは悪いことではありません。
知らないことを放っておくことが悪いことなんです。
早速、辞書を引いて正確な意味を調べてもらいました。
恐らく国語の教科書を読んでいても、たくさん知らない言葉が出てくると思うんですよね。
特に、小学校から中学校に上がる段階で、身近でわかりやすかった文章が途端に難しいものに変わっていきます。
例えば、今年の都立高校入試国語の大問4で出た一節
「そんな団地の小学生の話やポルトガルでの体験は、複合的で抽象的な懐かしさということで共通しています。」
この文章を理解するには「複合的」や「抽象的」という言葉の意味を知ってなくてはなりません。
知らない言葉を放置せず、一つづつ調べていく事が「国語の基本の基本の基本のキ」となります。
もっと言えば、言葉に対する好奇心、文章を理解しようとする積極性、話す人に対する愛着心、外からの情報を取り入れて自分のものにしようとする向上心、これらもろもろの言葉に対する態度が読解力を高めるのです。
なので、はっきり言いますと、試験前に国語の勉強をしただけでは、定期テストは乗り切れても、入試レベルの国語力には 到底 届かないのです。
ご家庭でもリビングに国語辞書は常備して、たまに「〇〇ってどういう意味?」と聞いてみてあげてください。(しょっちゅうやると嫌がられますが💦)
わからなかったら、「何でこんな言葉もわからないの!」じゃないですよね。「じゃぁ一緒に調べてみようか」ですよね。
意外と大人でも「あ、そういう意味だったの?!」って言うこともありますよ。
親御さんが言葉に興味を持つ人であれば、お子さんも自然と辞書を使う人になります。
応援団長より😊
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