Vol. 0412
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
以前から、なぜこの方が東京都のトップにいるのだろうか?というモヤモヤした感覚を持っていましたが、
石井妙子著「女帝小池百合子」を読み終えて、スッキリとしました。
以前、小池さんをブログで取り上げた時、「言葉には人を動かす大きな力がある」とポジティブに締めくくったのですが、実は「言葉って恐いな~。こういう言葉を使う小池さんってどうなんだろうな。」というのがひっかかっていました。
今回の東京都知事選挙(※1)が終わり、小池さんが再度都知事の座を得たことで、東京都民の私たちは、今後も小池さんの都政の下で、子どもを育て、生活し、事業を行っていく事になります。
今回のブログは、石井妙子著「女帝小池百合子」で感じたことをシェアしたいと思います。
最も興味を持って読んだところは「第1章 芦屋令嬢」でした。
小池さんがどのようにして育ってきたのか、家庭環境や親子関係はどうだったのか。
思った通り、家庭内はあまり良くなかったようです。特に父親との関係が悪く、父親に対して反発していました。
わたしは、娘と父親の関係がその後の娘の人生を決定すると思っています。
娘と父親の仲が良ければ、愛情深く、家庭を大切にし、男性を信用できる女性になる。
逆だと、愛情に飢え、男性を信用できず、社会を敵視し、人を見下し、裏切ることを厭わない女性になる。
(話をわかりやすくするために、割り切った表現をしています。どうぞご容赦ください。)
そんな感じに思っていましたから、ページをめくる毎に
「あぁやはりそうなのか」と納得していった次第です。
小池さんは、確かにコロナ禍の東京都のトップとしてその姿がテレビで連日流れ、目立っていました。
これは、父親から認めてもらいたい、見てもらいたいという願望の裏返しなのではないでしょうか。
4年前の公約がほとんど守られていないのに平気な顔ができるのは、父親に社会的ルールを躾けられていないからではないでしょうか。
公の討論会でも平気で嘘をついたりするのは、父親の詐欺師(本書より)的性格を受け継いだのでしょう。
その私利私欲を優先した言動の陰で傷ついたり、大切な仕事や生活を失った人たちも多くいます。
利用価値あれば一緒に組み、吸い尽くすと容赦なく切り捨て、権力の階段を昇り詰めていく小池さんの行動は、
結局は、父親コンプレックスから来るものなのではないでしょうか。
さて、今月5日の投票日。開票が始まった夜8時の時報と同時に「当選確実」のテロップが流れ、まるでシナリオ通りに小池さんがテレビに登場し、事務的に花束を受け取る姿がありました。
次回の都知事選挙は2024年。小池さん72歳。その頃東京都はどうなっているのだろうか😱
二児の父親より
※1 2020年東京都知事選挙:2020年(令和2年)7月5日に実施された東京都知事選挙。現職の小池都知事の任期満了に伴う選挙で、歴代最多となる22人が立候補。立候補者に、小池百合子(無所属現職)、宇都宮健児(無所属、元日本弁護士連合会会長)、山本太郎(れいわ新選組党代表)、小野泰輔(元熊本県副知事)、桜井誠(日本第一党党首)、立花孝志(ホリエモン新党、NHKから国民を守る党党代表)などがいた。令和時代初の東京都知事選挙。
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