Vol. 0365
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
小・中学生のママ様・パパ様、
この文章を読んでいる方は、
おそらくこの夏、お子さんに
近くの塾の夏期講習を受講させてみようと
思っているんじゃないでしょうか?
でしたら、ひとつアドバイスがあります。
それは、
『決して塾通いを罰ゲームにしない』
です。
塾は島流しと同じ?
わかりやすい例を一つ。(劇毒☠注意!)
一学期の期末テストの結果を見て、
「何この点は!勉強したの?こんな点取って恥ずかしくないの?これじゃ行ける高校なんてないわ。今日からゲーム禁止、あたりまえでしょ。夏休みはあそこの塾の夏期講習行きなさい!予約入れといたから。絶対行くのよ。わかるまで勉強する事!」
ちょっと過激ですね。相当ひどい結果だったのでしょう。
この例は、
テストの結果悪い ⇒ 罰として夏期講習
というロジックになっています。つまり、
「罰として勉強」
という最悪のフレーミング(関連付け、意味付け)です。
まるで悪いことをした人を島流しにするようなものです。
(話をわかりやすくするために、割り切った表現をしています。どうぞご容赦ください。)
これで成績は上がるでしょうか?
答えはNO。
塾に通っている間、やる気なんて出ないでしょう。
「やらされ感」いっぱいですから。
子ども的には、「期末テストは頑張ったんだよ。でもいい点が取れなくて、全く誉めてもらえなかった。怒られてばっかりだった。」
悔しさで勉強なんて大嫌いになっちゃいます。
「やらされ感」を消す
一方で、塾でどんどん伸びる子は、
パパ・ママが可能性を信じて応援してくれます。
「期末テストの結果はあまりよくなかったね。残念。でも、よく頑張ったと思うよ。あとは少し復習とかやったらいいんじゃないかな。夏休みはあそこの夏期講習に通ってみたら?」
と、背中を押してあげるように話をすると
子どもには勇気とエネルギーが満ちてきます。
えっ「甘すぎる」って?
甘くていいじゃないですか!
アドラー心理学的には、
You can take a horse to the water, but you can’t make him drink.
馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない。
という事です。
背中を押された子どもは、「夏はもっと遊ぼうと思ってたけど、親の言う事もわかるし、ちょっとは勉強するかな。」と前向きになれます。
始めの一歩をサポートしてあげてください。
塾は能力を伸ばすところ
塾は勉強できる子もできない子も通うところです。
塾に来て、先生から誉められて、
勉強が楽しくなって、
達成感を感じ、
苦手な科目でももっと勉強がしたくなる。
自己肯定感が高まると、厳しい環境にも精神的に耐えられるようになる。
つまり、馬が水を飲むようになるのです。
そんな学習環境が必要だと思います。
≪まとめ≫ 明暗の分かれ目
塾で成績UPするか、DOWNするか。
明暗の分かれ目は、
塾に入る前の周囲からの動機づけ。
お子さんを、罰として塾に放り込むか。
お子さんの可能性を信じて塾で学ばせるか。
結果は明白です。
『決して塾通いを罰ゲームにしない』
よろしくお願いします。
応援団長🌝より
P.S. 夏期講習がんばろう!!