Vol. 0346
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
みんな人間ですから、間違いを犯します。
でも、間違いに気づいたら、素直に謝らなくてはなりません。
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わたしは塾の仕事をする前は、Motorolaという会社の研究開発部にいたのですが、
毎日毎日、厳しいスペックをクリアするために様々な試行錯誤をするわけです。
スパコンを使ってシミュレーションしたり、新しい素材を使ったりと。
ただ、厳しい条件とスケジュールの中で、なかなかうまくいかないこともあります。
担当者が集まって議論する場では、その人の主張や感情など全く意味を成しません。
あるのは事実に基づいた客観的判断のみです。
いくらポジションの高い人でも、いくら経験値の高い低いがあったとしても、
博士だろうが学部卒であろうが、男だろうが女だろうが、
得られた実験値や計算値という事実の下では、全員平等です。
悪いデータが出たからと言ってその担当者を非難することなどありません。
事実は事実なのですから、
そこを曲げることはできないのです。
恰好悪いからとか、プライドが許さないとか、
そんな取るに足らない個人的主張は無価値です。プロフェッショナルの世界には存在しません。
全ては、事実を根拠とした積み重ねで大きなプロジェクトが進行していくわけです。
わたしのいた部署はインド人や中国人、韓国人、イラン人、ブラジル人、ウクライナ人、ヨルダン人・・・と非常に国際色豊かな部署で、みんなの育ってきた背景や信仰もばらばらでしたが、グループとして結果を出して来れたのは、それぞれが信用できる人だったからだと思います。
つまり、どんな個人的な都合や感情があったとしても、事実を受け入れる誠実さがあったからこそ、強いチームワークで結びついていたんだと思います。
もし、自分のことしか考えない、事実を事実として認めることが出来ない人がいたら、
いくらこちらが助けたいと思っても助けることはできないでしょう。
まずは、自分の立場を脇に置いて、目の前の事実に向き合う。
これがグローバルに通用する基本的価値感だと思います。
日本の教育では当たり前のこと。
堂々とこの姿勢を貫いていきましょう。
応援団長🇯🇵より
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