Vol. 0221
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
保護者面談や入塾説明会で、それほど頻繁(ひんぱん)ではないのですが、良く聞かれる質問があります。
「うちの子、読書は好きなんですが、国語の成績が悪いんです。どうしてなんでしょうか?」
そう、まるで「本の虫」のように毎日のように図書館から本を借りてきて本を読むのですが、
学校の国語テストになると、なかなか点が取れないという不思議な現象。
ママさんの気持ちとしては、
「あれだけ家で本を読んでいるんだから、国語は得意なはず。」
ですよね。
でも国語のテストができない。。。
以前のブログ(なんちゃって読書でいいじゃない)でも書きましたが、
これは、実は、
本の内容とは関係ないストーリーが頭の中で展開されていることが多々あります。
そういう子たち(特に低学年の子たち)をさらに観察してみると、
面白いことが分かってきます。
読書は、ある意味、その子の空想の下地みたいなものなのかもしれません。
うまく説明できないのですが、
絵を描くときのキャンバスのようなもので、
キャンバスの上に自分の絵を描いているのです。
つまり、
本を読んでそのストーリーの中で分かる言葉をつまみ取りながら、自分の物語を自由に作っていっている。。。という感じなのです。
「空想家」とでも言いましょうか。
何もネタなしに空想することはなかなか難しいですが、本の言葉をネタにしてオリジナルの物語を作っていくって感じ。
低学年で語彙数が少ないからこそできる本の楽しみ方。。。ですね。
楽しいかも知れません。
そういうイマジネーションの中で本を楽しんでるって、子どもって素晴らしいですね!
で、
これが趣味なら「どうぞご自由に。。。」と言えますが、
まだ国語力のついていない子が、上記のような読み方をしてしまうと、
漢字は憶えないし、言葉の意味は勝手に解釈してしまっているし、
めちゃくちゃな国語力の持ち主になってしまいます。
よくテレビで「天然(てんねん)キャラ」と呼ばれるタレントがいますが、
幼児性とめちゃくちゃな国語力と言う点で共通点がありますね。
思わず笑ってしまいます。(笑)
このような「読書好き、でもめちゃくちゃな国語力」の持ち主に関して、
わたし的には、大変興味深いので、現在研究中です(笑)
さてさてさてさて、
教科としての国語だと、それではいけないので、
当教室では、「読書くらぶ」のコースを設けています。
読書をきちんとさせて、内容確認もワークでしっかり行えるように工夫しています。
漢字もその都度覚えてもらい、読書を楽しみながら「国語力」を伸ばしていきます。
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