Vol. 0215
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
生徒が間違った問題に対して、講師が解説していると、生徒が、
「わかってる」
と返事する時があります。
そんな時、何か微妙な空気が講師と生徒の間に流れます。
講師の思うところは、「わかってるって、まちがってんじゃん・・・」なのですが、、、
この微妙な空気の正体は、生徒が作る
壁(かべ)
です。
拒否しているわけではなく、
「わかってる。単なる凡ミスだよ。」
「わかってる。ミスした自分が情けないよ。」
「わかってる。出来てるところも見てよ。」
「わかってる。心配し過ぎなんだよ。」
「わかってる。疲れてるんだよ。」
「わかってる。もういいよ。」
「わかってる。自分で出来るよ。」
「わかってる。もう次に行っていい?」
など、複雑な心理があります。
こんな時は、
「そうか、じゃ、次は間違わずにやれるね。」
さらっと対応して、深追い(ふかおい)しません。
熱血🔥教師してはいけません。
さて、子どもが「わかってる」と言ってしまうシチュエーション。
ご家庭でもありますよね。
ハイ、そうです。
親が子どもに、
「勉強しなさい❗」
と言った時。
子どもは、高い壁を作ります。
壁ができた後は、何を言っても逆効果です。
そんな時は、そっとしておきましょう。
「わかってる」と答えただけでも、良しとする。
たぶんお子さんは、理想の自分と現実の自分の間で、
もがいているのかもしれない。
意地を張っているのかもしれない。
そんな時は、待ちましょう。
精神的に応援団になってあげましょう。
子どもが思春期の頃は、必死に背伸びしようとしますから、
親子関係がぎくしゃくして当たり前。
小学校の頃はいい子だったのに...
と懐かしく思うのではなく、
成長し続けるお子さんを誇らしく思いましょう。
ただし、学力に関しては、待っていられない状況もあります。
もしかして、お子さんは、自分でも何をやっていいか分からなくなっているのかもしれない。
今の学力をもっと伸ばしてあげるために、またはそれ以前に、学校の勉強に全く付いて行けなくなる前に、学習環境を整えてあげる必要があります。
まずは、学校の担任の先生に相談するのもいいですし、
お子さんに合った通信教材や家庭教師や学習塾を探すのもいいかもしれません。
すでに、塾に通っているなら保護者面談を申し込むのも良いかもしれません。
あくまで、親として、子どもの学習環境を最優先にしてあげてください。
「わかってる」の一歩先を用意してあげましょう。
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