Vol. 0150
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
2学期中盤
中学生は2学期の中間考査が終わり、結果が返却されてきています。
中3生は、結果がどうであれ、入試まであと3カ月~4か月です。
心配ありません。地に足をつけて、やるべきことを、着実にやっていきましょう。志望校を変えたり、ブレる必要は全くありません。
パパ・ママは「勉強しなさい」を止める時
一方で、私が気になるのは、受験生のママとパパの対応です。
我が子の不甲斐ない(ふがいない)結果に、
「勉強しなさい!、勉強、勉強、勉強❗」
と、今まで以上にプレッシャーを強めるご家庭もあるかもしれません。
しかし・・・・
今、「勉強しなさい」と言っても全く効果がありません。というか、今までも効果なかったと思いますので、即刻止めましょう。
「うちの子は言わないとやらない。今までずっと言ってきた。今この重要な時に、それを止めるわけにはいかない。」
と、思うかもしれません。
でも、もう「勉強しなさい」は止めてください。
なぜなら、効果がゼロである以上に、明らかに逆効果だからです。
今「勉強しなさい」とお子さんに言う事は、「受験が終わったら勉強しなくていいんだから」と言っていることと同等なのです。
受験が終わると
受験のために嫌々ながらする勉強は、受験が終わると、合否に関係なく、完璧に終了します。
「勉強しなさい」と言われ続けたお子さんは、受験後、高校入学まで一切勉強しなくなります。
なぜなら親に言われてそこまで頑張ったから。
同時に、親は、受験が終わった子どもに「勉強しなさい」は言えなくなります。
結果、高校の入学式まで一切勉強しない状態となります。
あれだけ頑張って覚えた公式も人名も年号も、急激に記憶回路から消えていきます。
せっかく身に付いた学習習慣も不規則な生活パターンで消えてしまいます。
あれだけつぎ込んだ塾の月謝、通信教材、本や学習参考書の費用・・・全部捨てることになります。
高校に入って何が起こるか
高校に入って、最初の学力テストの結果に愕然(がくぜん)となるでしょう。
当たり前です。2カ月間なにも勉強しなかったのですから。
同じように悪い点を取ったクラスメートと、「君もダメだった?」「ぼくも(笑)」の傷をなめ合う友達グループが出来ます。
そうなったら高校3年間、底辺をさまよう事、確実になります。
⇑⇑⇑これは仮想的な話ではなく実際の話です。
じゃあ、受験生のパパ・ママはどうすればいいのか
今の時期、「あともうちょっとだから頑張ってほしい」と願うばかりに、子どもにプレッシャーをかけてしまう気持ちは分かりますが、その反動は計り知れません。
だから、パパ・ママ、お子さんの受験はもう考えなくていいです。
どこの高校に行くとか、行ける行けないとかは、親にとってはもうコントロールできません。
お子さんと学校の先生、または塾の先生に任せましょう。
要は、お子さんを信じきることです❗
覚悟を決めてください❗
その代わり、お子さんがアドバイスを求めて来た時だけ、しっかりと相談に乗ってあげましょう。
それだけで十分❗
フォーカスすべきは、お子さんの高校3年間が楽しく充実したものとなるように、パパ・ママに今何が出来るかを真剣に考えることです。
もう、「勉強しなさい」は卒業です。
さぁ、そろそろお子さんの一歩先、二歩先を進んでいきましょう。
そして、私の教室はどっぷりと受験モードに入っていきます。
お知らせ:2学期も中盤です。入塾生募集❗長期視点をもって、まずは、国語力を鍛えていきましょう。