Vol. 0128
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
先週、府中市立の中学校は入学式でした。
ちょっと大きめの制服がまぶしい新中1生。
でも、中身はまだまだ小学生。
中学の勉強がどういうものかまだわからないまま、ドッサリと新しい教科書を渡される。
算数は数学になり、英語が本格的に始まり、音・美・保体・技家の実技4教科が始まる。
慣れない学校施設、慣れない学校での過ごし方。
新しい先生、新しいクラスメイト。
クラスでのロングホームルームでは、委員会や4月5月の行事の係決めなどを行います。
このように、たくさんの新しい事が、滝のように一気に頭の上から振ってくるのです。
まだよく知らない子たち同士、12歳の身には、かなりストレスです。
ある統計によると、小学校6年生の46%は「早く中学生になりたい」が、37%は「小学生のままでいたい」というように、多くの小学生が中学校生活への不安がある結果が見られます。
そんな中、先日の6時限目は、新1年生向けの部活のオリエンテーションでした。
入学式から土日も含めてわずか4日目で「部オリ」。
今日から仮入部の受付が始まっているようです。
小学から中学へとダイナミックに生活のパターンが変わるこの時期。
まずは、落ち着いて部活を選んでほしいと思います。
お母さん、お父さんは、
「好きな部活が無ければ今すぐ部活に入らなくてもいいのよ。」
くらいのおおらかな態度で、見守ってあげて欲しいと思います。
「とは言っても、部活に入れないと、ゲームとかスマホに熱中したり、放課後遊び歩いたり・・・」
と心配されるかもしれませんが、まだそうなってもいない未来の事を心配しても仕方がありません。
一応、この1週間は仮入部をして、来週は入部届の締め切りですので、お子さんはお子さんなりに考えて部活を決めることでしょう。
(それにしても、部活を決めるための時間が少なすぎですが...)
お母さん、お父さんは、いろいろと心配なさらず、
中学生となったお子さんの意思を尊重し、
おおらかに見守ってあげて欲しいと思います。
この時期、お母さん、お父さんのすべきことは、
おおらかに、しかし、きめ細かくお子さんの状態を観察することだと思います。
お子さんは、急激に成長していきます。
それと同時に、親も成長していかなくてはなりません。
お子さんが自分で成長できるように、徐々にお子さんとの距離を開けてあげてください。
いきなり放任ではなく、心地よい距離を徐々に取り、しっかりお子さんの変化を観察する事。
そして、お子さんが自分で考え自分で行動できるように、日々の会話を考えてみてください。
お子さんが中学生になったからと言って、いきなり「あんたもう中学生なんだから」と突き放してしまうと、後で大きく後悔することになります。まずは、順調にテイクオフすることを見守ってあげなくてはなりません。
「何が順調に?」
と、聞かれるかもしれませんが、もちろん「勉強が」です。
中学生活の中で、何にも勝って重要なのは「勉強」です。
部活に熱中して勉強がおろそかになるなんて話はごまんとありますから。。。
2年後は高校入試の勉強が始まります。
今、それが見えているのは、お母さん、お父さんです。
その時になって「勉強しなさい!」と怒鳴っても、お子さんは動いてはくれません。
今から、2年後の未来をイメージして、
まずは、お母さん、お父さんが、
変わっていきませんか?