Vol. 0098
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国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
『折り紙』って素晴らしい日本の文化ですね。
みなさん「小学校の頃はよく折り鶴を作った。」とか「手裏剣を作って遊んだ。」なんていう思い出があるのではないでしょうか。
私もガンプラに嵌(はま)る遥(はる)か昔は、折り紙に嵌った時期がありました。
ところで、、、
最近、小学校4年生の算数で「展開図」をやっています。
しかし、展開図がまったくわからない子が多数います(中学生も含めて)。
展開図と言うと、立体を切り開いて平面上に書き写したものですが、この『立体から平面へ』という変易が頭の中でイメージできないのです。
授業で説明するときは、言葉で説明しても一切伝わらないので、実際に紙を切ってそれを組み立ててもらいながら説明します。
どこの角がどこの角とくっつくか? どこの辺とどこの辺がくっつくか? この面に平行な面はどの面になるか...
ただ、立方体には11通りの展開図があるので、それを全部紙に描いて切り抜くのは大変な作業になります。
なので今回は、市販の教材?を使って、11通りの展開図を作って授業を行いました。
展開図が得意な子も、実際に手を使って確かめてみると、「あれっ?」という場面も出てきて、どんどん熱中してくる様子が伝わってきました。
そうなると図形問題は『苦手なもの』から『楽しいもの』に変わってきます。
立方体の授業が終わっても、それぞれ自由に三角柱や四角錐(しかくすい)を作ってみて、それを展開図に広げて楽しんでいました。同じ三角柱でも展開図が全く違ったものが出来たりするのが不思議で楽しいのです。
やはり図形問題は、自分の手を動かして体で感じないと本当の意味での理解が出来ないんだなぁと感じました。
話は戻って、『折り紙』。平面から立体へ、それが動物や鳥、恐竜などなどに形を変えていくプロセスはワクワク楽しいものです。
残念ながら、最近の子は折り紙をあまりやらないようです。
図形問題が苦手な子どもたち。
もしかしたら、折り紙をやらなくなったことが原因かもしれません。。。