Vol. 0096
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国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
今日は、佼成学園女子中学高等学校にお邪魔してきました。
いきなり個人的な話で恐縮ですが、今年4月から私の姪っ子が佼成女子中に通い始めたこともあって、いろいろな意味で気になる学校です。今日は、学習塾目線というよりも、保護者目線というか一般人目線でお話を聞いてきました。
最寄り駅の京王線千歳烏山(ちとせからすやま)駅に着くと、学校関係の方が立って道案内をされていました。暑い中ご苦労様です!
佼成女子と言えば、去年SGH(Super Global High School)に指定された私立中高一貫校です。学園設立の理念である「国際社会の平和に貢献する人材の育成」が文部科学省から賛同され、SGHの指定に至ったのです。(もちろんそれだけではありませんが。)
今年の入学試験ではSGクラスに15名合格しています。そのクラスの授業風景を見学会で見ることが出来ました。クラスを二つのグループに分け、先生が質問を投げかけると、グループ内で話し合い、答えを教室の前で発表するというスタイル。
もちろん先生は常に英語で問いかけています。小澤征爾の若いころのような風貌の先生が心地よいバリトンで英語をゆっくりと話していました。
塾関係者が後ろで見ているせいか、ちょっと恥ずかしがりながら、教壇に立って発表する高1の生徒の姿。中学の時と全然違う授業のスタイルにまだ慣れていないのかなぁ。。。でも何よりも英語の授業を楽しんでいる空気感が伝わってきました。
説明会で山内校長先生が高らかに宣言したこと。それは『佼成女子から国連職員を輩出する』。その理由として、日本人の国連職員があまりにも少ないという事です。現在、国連で働いている日本人は76人、その内女性は33人です。国連ではその国の地域、大きさや経済規模、人口などを鑑みて、望ましい国連職員人数と言う数字を指標として出していますが、それによると日本は約300名と言われているそうです。
日本はもっともっと世界に貢献しなくてはならない。
将来、佼成女子から国連で活躍する女性職員が生まれてくるだろうと想像すると、あの恥ずかしがりながら教壇で発表していた子が、第二の緒方貞子さんに見えてきました。
頑張れ!佼成女子!
世界の平和を守れ!
ちなみに、英語力を武器に進学実績もぐんぐん上がっています。今年の卒業生(2015年3月卒業生)の内、17%が早慶上理、37%がGMARCH、33%が三大女子大だそうです。