Vol. 0088
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
やる気のない子をやる気にさせる為に、やるべき事はたくさんあります。『誉め育て』はその最たるものです。
しかし、絶対やってはいけないことも多々あります。
やってはいけないことの中に、
『罰として勉強をさせること』
があります。
例えば、
なかなか部屋の片づけをしない子に、
「また片付けやって無いの?!もう、罰として、計ド(計算ドリル)5ページやんなさい!」
なかなかお風呂に入らない子に、
「何ぐずぐずしてんの!今お風呂に入らないと、漢ド(漢字ドリル) 1ページ増やすよ!」
壁に落書きをした子に、
「ダメって言ったでしょ!守れない子は算数の勉強2時間にします!」
などなど。ついつい言ってませんか?
学校の先生も
「こらー!!静かにしないと宿題増やすぞ!」
なんて、日常茶飯事ではないでしょうか?
でも、考えてください。これらはすべて
『勉強は罰』『悪い子が勉強させられる』
という間違ったメッセージを子どもたちに送っていることになります。
何故こんなことになるのか?
それは、、、
何度言っても聞かない子というのは、大概、勉強もあまりしない子です。
そんな子に、少しでも勉強してもらう為に、または、勉強をやらせるきっかけを作る為に、『罰として勉強』という思考回路になってしまっているんだと思います。
「子どものために」と思って、、、、
おそらくこの保護者さんも小さい頃、親から同じことを言われてきたんじゃないでしょうか。
でも、こんなことしてたらますます勉強しなくなっちゃう!
子どもに「これ以上勉強しなくてもいい」という言い訳を作らせてしまう。
そんな子に、向上心やチャレンジ精神は育ちません。
勉強は本来、楽しいもの。
やればやるほど〇が増えるし、誉められるし、成績上がるし、自慢できるし、モテちゃうし、お母さんが笑顔になるし、先生もご機嫌になるし、良い事ばっかりです。
しかし、勉強することにネガティブなイメージを持っていると、せっかく素晴らしい夢や目標を持っていても、コツコツ努力して目標に達成することは難しくなります。
だから、罰として勉強させるのは止めましょう!
子どもの悪い行動を改めさせる手段として罰を用いるのは、百害あって一利なしだと思います。まかり間違うと、虐待なんてことになりかねません。
過去にブログに書きましたが、イソップ寓話の『北風と太陽』と同じ。北風で勉強させるのはもうやめましょう。温かい太陽の光を燦々と当ててあげてください。
学習塾ペガサス府中夢教室の教育方針の一つ『誉め育て』は、まさに、太陽の勉強法です!