Vol. 0039
2014年が明けて、すでに4日が経ち、
冬休みもあと3日で終了します。
まぁ、冬期講習なんて始まってみれば、
あっという間。
わたし的には、講習開始前に、あれこれ計画した事も
いざ箱を開けてみると、思い通りに進んでいないなぁと
反省しきり。
エンジニア時代に得意にしたPMも
生徒さん相手だと壁に描いた餅で、
カラカラ空回り。。。
そんな中、少しでも成果を出してあげないと、、、
と、気だけは焦るのです。
さて、今日は正月明けの講習後半初日。
登校してくる生徒さんに、
正月休みの間、家で塾の宿題はやったかな?
と聞いてみると、約90%はやってない。
え~、、、シュ~~ン orz…
でも、逆に言えば10%の生徒さんはやっている。
ポジティブに考えると、それはそれで
すごく良い数字だと思います。
というのも、年末年始、周りは家族から親戚まで
まさに『正月モード』。だから、そんな中で
自分だけ勉強して。。。というのは
うーん、ちょっと難しいのでしょう。
私も現状を認めながら、軌道修正して
行かなければならないと思います。
そんな中、貴重なヒントをくれる生徒さんがいました。
その子は冬期講習だけ(本科入塾ではない)子で、
毎日3時間の講習を受けてくれているのですが、
今日の授業が終わって帰り際の会話、
生徒さん:「先生、テキスト終わらないと思う。」
私:「え、でも、それ絶対終わらせようよ。」
生徒さん:「でも、時間が足りない。」
私:「1日3時間で足りないの?」
生徒さん:「うん、始めは3時間経つのが
死ぬほど長かったけど、
今は、何だかあっという間。」
つまり、塾にだんだん慣れてきて、教室で勉強する
ことに違和感を感じなくなってきたんだと思います。
始めは、慣れない環境、慣れない先生、慣れない
テキスト、、、とハードルが高かった世界も、
一旦慣れると、エンジンが掛かって来るのだという事。
私は、その助走期間に気づかず、勝手に、
「冬期講習なんだから生徒さんは初日から
エンジン全開のはず」
という根拠のない確信で物事を進めていたのです。
そりゃ、反発食らうのは当たり前か。。。
やはりエンジンには暖機運転は必要です。
あとはエンストしないように、周りから褒めてあげたり、
コーチングしてあげたりして、小さなやる気を大きな夢へと
少しづつ育ててあげればいいのでしょう。
それには時間が必要。
是非とも、冬期講習後も教室に通って欲しいなと思いました。