Vol. 0328
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
この記事は、小・中学生のみなさんに向けたアドバイスです。
想像してみてください。
あなたは今家族と一緒にレストランに来ています。
大好きなハンバーグランチを注文しました。
しばらくして、目の前に運ばれたお皿を見ると、皿の上には料理がグチャグチャに乗っています。
コーンやポテトやブロッコリーがハンバーグの上にあって、
ライスも同じ皿に盛られていて、ハンバーグのソースがしみ込んでいます。
添えられたミニトマトは潰れていて、
まるで豚の餌(えさ)を出されたかのようです。
お店に苦情を言うと、
レストランの人は、中身は同じ、と言います。
あなたは、このハンバーグランチ、
食べますか?
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さて、塾では大量の答案を採点します。
先生は「なんとか部分点でもあげられないか」と答案を見返すときもありますが、
逆に、「さっさと✖(バツ)にして次の答案に進もう」と思う答案もあります。
何が違うのか?
それは、字の丁寧さの違いです。
字を丁寧に書いている答案は、ちゃんと見てやろうと思いますが、字が汚くてグチャッとしている答案を見ると、うんざりします。
算数や数学ではなんとか我慢できますが、国語や理社の記述問題などでは、キーワードが書かれているか書かれていないかなどの判断で、加点減点が決まるので、字が汚いと頭から「書かれていない」と判断します。
批判される方もいるかもしれませんが、実際の入試では、採点者は何千枚の答案をたった1日2日で採点するわけです。
答案を書く側が、採点者にわかりやすい答案を書くのは、受験対策上、極めて重要な事です。
生徒は、
「本番になったら丁寧に書くから大丈夫。」
などと言いますが、私は、
「じゃぁあなたの答案を毎日採点している塾の先生には、汚い字で書いてもいいってことなの?」
と言い返します。
答案を丁寧に書くことは、生徒と先生との信頼関係を築くことだと思います。
信頼関係が強くなればなるほど、生徒の字も丁寧になってきます。(丁寧に書くように努力するようになります。)
さて、二学期の中間テストが近づいてきました。
試験開始前の答案は真っ白です。
その上に、丁寧な字で回答を盛り付けるのか、
グチャッと豚の餌のように書いて出すのか、
レストランのお客さんになった気持ちで考えてみてください。
応援団長🌟より