Vol. 0551
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
昨夜の月は明るかったですね。深夜ころに南中して今朝5時頃西の地平に沈む姿を拝めました。
そして、今夜は満月。中秋の名月ですね。でもちょっと曇りそう。
昨日は敬老の日で祝日でしたが、朝から熱心な中学生が自習に来てくれました。
前にも書きましたが、塾に来る来ないは関係ありません。
結果さえ出してくれればそれでいいのです。
気になったのは、
学校から「これやっとけ」と言って渡されたプリントで、なぜか解答を渡さない先生がいますね。「自分で解け、分からなかったら聞きに来い」というスタンスなんでしょう。
でも、自分で解いてもそれが正解か不正解かわからないから結局先生のところに正解を聞きに行かなくちゃならなくなるわけですから、試験前で忙しい生徒さんにとっては、ちょっとキツイですね。
というわけで、そういうプリントを塾で質問してくれるのですが、即座に答えることはむずかしいので、一緒に解くことになります。
この「解く」という作業を生徒さんと「一緒に」やることは大きな意味があると思います。
それは、解き方を見ることが出来るからです。
わたしは、初見の問題はすぐにイメージ化するようにしています。
式が立てられるなら立式したり、線分図を描いたり、表を書いたり、図形を描いたりして、質問内容をできるだけイメージ化します。
時には色鉛筆を使ってわかりやすくしたりもします。
イメージか出来たらそこに既知の値を入れて行ったり、平行記号などの記号を入れていきます。
問われている内容を図に書き入れれば、あとは名探偵コナンばりに、状況をにらみながら、推測を行い補助線を入れたりして、解答を完成させます。
時には方向性が間違っていて、問題が解けなくなる時があったりしますが、それでもOK.
元に戻って、問題を確認し、図形を確認し、解き直していきます。
そんな作業を生徒さんが見ていて、2つのタイプに分かれると思います。
➀ 早く解答教えろ派
➁ 一緒に解答探求派
➀の「早く解答教えろ派」の生徒さんは、質問紙に来た時から先生に丸投げ状態の子が多いですね。難しそうだったからとかちょっと考えてわからなかったから答えを聞こうというタイプ。
➁の「一緒に解答探求派」の生徒さんは、ある程度自分で考えてわからなかったから聞きに来ている生徒さんで、ここまではわかったけどその先はどういう風に解くんだろうという方向性をもって聞きに来ているので、わたしが解いている時も、一緒になって考えています。
同じ質問に対して、魚を与えるか釣竿を与えるか。
試験前日となると、どうしても魚を与えてしまう時があります。
時間が無い時は、わざわざこちらで焼いてレモンを絞って皿にのせてご提供する時もあります(笑)
でも、自己成長していくのは圧倒的に➁の「一緒に解答探求派」の生徒さんですね。
だからと言って➀の生徒さんがダメというわけではありません。かつて➀だった子も成績が上がるにしたがって➁に移行していきます。
➀➁いずれにしろ、大切なのは試験前より試験後。
できない問題を徹底的につぶしていきます。
応援団長より😊
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漢検実施➁:2021年10月23日(土) 申し込み〆切:9月7日
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