Vol. 0526
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
今日は7月23日「ふみの日」ですね。
7月が文月(ふみつき)。「2」と「3」がそれぞれ「ふ」と「み」。だから、「ふみの日」。
趣旨は「手紙の楽しさ、手紙を受け取るうれしさを通じて文字文化を継承する一助となるように」というもの。
ということで、大切なのは「文字文化を継承する」というところ。つまり ⇒ ⇒ ⇒ 『国語力』ですね。
その人の国語の力が、その人の文化度、教養の高さを示す指標になる事は間違いないです。
うちの塾では「国語力はすべての教科の土台」という考えですから、あらゆるシチュエーションで国語の大切さを説いています。
昨日も中3生に国語の勉強の仕方について語っていたのですが、
まずは、頭の中にある膨大な語彙一つ一つの正しい定義を知ることが大切だと伝えました。
教科書(光村図書、国語3) p.126の「人間と人工知能と創造性」(by 松原仁)を一緒に読んでいて、
「私は、人間とは何か、人間の知能とは何かを知りたいと考え、特に人工知能と創造性の関係について研究を重ねてきた。」
という文章中の「知能」という言葉に注目して、「知能」を別の言葉で表現してもらおうと質問したところ、彼は、
「・・・まぁ、知識のことですか・・・」
とあいまいに答えました。
文章中の「知能」を「知識」に置き換えて、読み直してもらい、何か違和感を感じないか聞いたところ、
「ちょっと」という返事が返ってきました。
この「ちょっと」の違和感が大切なのです!
読解問題を解いていて、書いてある言葉を自分なりに置き換えてみて、違和感があるなら、それは完全な読解をしていないことになります。
そんな時どうするか。
まずは、漢字から判断します。
「知能」と「知識」。違うのは「能」と「識」です。
彼に「能」と「識」の訓読みを聞いたところ、答えられない。
ここで出てくるのが「漢和辞典」。
彼に漢和辞典で「能」と「識」を調べてもらいました。
「能」は、能う(あたう)と読み、
「識」は、識る(しる)と読みます。
つまり、「能」は「できる力、成し遂げる力」のことで、
「識」は「しっていること、しっている内容」のことです。
このように、漢字から引き出せるヒントはたくさんあります。
漢字を調べたうえで、最終的にすべきことは、
「国語辞典を引く」です。
つまり、国語の勉強の仕方と言っても特別なことはありません。
文章を理解するために(読解力を付けるために)何をするべきか。
まずは、辞書を引く。
そういうことです。
基本はそこ。
辞書に触りもせず、国語力を上げることは不可能です。
応援団長より😊
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