Vol. 0525
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
夏の陽射しが厳しいですね。
わたしゃ男ですが、日中は日傘☂が必要な気がします。
さて、昨日は府中市の市立小学校・中学校で一学期の通知表が手渡されました。
生徒さん全員に、通知表を持ってくるように言ってあったので、提出された通知表をじっくりと拝見させていただきました。
今回、中学校は新しい学習指導要領に基づく評価に大転換しました。
これまでの各教科の学習評価は、『4つの観点に対する達成状況を3段階で評価し、それを総括した5段階の評定』で示してきました。
これまでの4つの観点とは、
① 関心・意欲・態度
② 思考・判断・表現
➂ 技能
➃ 知識・理解
でした。
今回の改訂から、4観点を3観点に整理し、『生涯にわたり学習する基盤が培われるよう、基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、主体的に学習に取リ組む態度を養うこと』としています。
新しい3つの観点とは、
① 知識・技能
② 思考・判断・表現
③ 主体的に学習に取り組む態度
です。
①の知識・技能は、知識をインプットし自分の技能として身に付けることを言っています。平たく言うと、授業を理解し重要事項を覚え、テストで高得点を出すことで評価が上がります。実技科目なら、まさに実技テストで高いパフォーマンスを出すことです。
②の思考・判断・表現は言葉こそ旧学習指導要領の観点と同じですが、今後はインターネットを利用した調査レポートや、実験レポート、感想文、鑑賞文、スケッチや実技作品などが評価されます。
③の主体的に学習に取り組む態度。これは新しい観点であり、旧学習指導要領の「関心・意欲・態度」に似ていますが、全く違います。以前は授業態度が良く、授業中手を挙げていて、言われたことをちゃんとやっていれば『A』が付いていたものが、今回からはそんな「いい子ちゃん」は評価されなくなります。
「主体的に」ですから、「自分事として物事をとらえて」学習する態度です。
「主体的に」は「積極的に」とも言い換えられますが、ここでは全く違います。
「主体的に」は物事の問題発見から問題解決まで一貫した深い当事者意識が求められます。
一方で「積極的に」は、「言われたことを積極的に取り組みました」のように、指示されたタスクを頑張ってやり通す優秀なサラリーマンをイメージするものです。
ですから、③の主体的に学習に取り組む態度というのは、以前の「関心・意欲・態度」とは全く違った観点ととらえなくてはなりません。
以上のことを鑑みると、この新しい3観点をすべて90%以上の到達度で突破し、評定『5』を得ることは、以前よりも数倍難易度が上がっていると思われます。
見たところ、中1生の評定は想定通り厳しい結果になっています。
中2生・中3生の評定は、良くて前学年3学期の現状維持です。
中学生は少しでも勉強の手を抜いたらオール『3』またはそれ以下の泥沼に踏み込んでしまいます。
中1や中2ならまだ持ち直すことが出来ます。
中3は、今回もし1学期の通知表が厳しい状態なら、現実的には2学期に大きく伸びる事は難しいかもしれません。それならいっそ入学試験そのものに本腰を入れる良いきっかけになったと考えた方がいいです。
内申、内申と言って実技4教科に時間を割き、入試5教科に遅れを取るより、入学試験で必要な5教科に今から集中した方がいいのです。
つまり、選択と集中。
今後、受験生にはこの言葉 ↑ が良く使われるようになります。
厳しい選択は始まっています。
目標は志望校合格。
ただそれだけ。
ただそれだけ。
ところで、高校野球西東京大会はどうなっているのか!
今日から4回戦。4回戦くらいが一番面白かったりします。
日本大学三 vs. 都市大学等々力
都立東大和南 vs. 東海大学菅生
都立東村山西 vs. 明星
明治大学明治 vs. 工学院大学付
日本学園 vs. 都立小平
都立府中西 vs. 都立府中工
法政大学付 vs. 創価大学付
駒澤大学付 vs. 都立田無
同じ府中市の高校、府中西と府中工業の対戦。あと、明星も東村山西と対戦ですね。
がんばれ!高校球児たち!!
応援団長より😊
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お知らせ その2
漢検 申込受付中
漢検実施➁:2021年10月23日(土) 申し込み〆切:9月7日
漢検実施➂:2022年1月29日(土) 申し込み〆切:12月7日
数検 申込受付中
数検実施➁:2021年10月16日(土) 申し込み〆切:8月31日
数検実施➂:2022年2月19日(土) 申し込み〆切:1月4日