Vol. 0515
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
いきなり質問です。
ママさんは、どちらの状態のお子さんを見ると安心しますか?
1、復習に時間をかける
2、先取りしてどんどん先に進む
1の復習に時間をかける子は、自分の足りない所を知っていて、学んだことをしっかり身に付けてから、次に行こうとするタイプ。
2の先取りして先に進む子は、自分の得意な所を知っていて、新しいことをもっともっと知りたいと思うタイプ。
一言で言うと、1は「慎重派」、2は「イケイケ派」
動物で言うと、1は草食系(視野が側面)、2は肉食系(視野が前面)
さて、ママさんの好みは1?それとも2?
恐らく、1を選ぶママさんが多いんじゃないでしょうか。
そりゃそうですよね。わからないところはちゃんと復習してから次に進んでほしいですよね。逆に、お子さんが勝手に先へ先へと勉強を進めていたら、心配になりますよね。
だから、言っちゃうんですよね。
「まずは復習でしょ。」
「基礎が出来てないのよ。復習しなさい。」
「あんた復習はちゃんとやったの?」
「復習しないから、点数が悪いのよ。」
「少しは復習に時間かけたら?」
「復習しないと伸びないわよ。」
ごもっともです。
子どもって親に心配かけてばっかりですからね。
親にとっては、あれも心配、これも心配、あーもー心配だらけ。
って感じです。
子育て中の親が心配性になっちゃうのは仕方ないことです。
でも、四六時中親から「復習」「復習」「復習」・・・と言われ続けると、親の心配性が子どもに伝染してしまいます。
こういう環境にいる子ども、特に素直なお子さんだと、既にできている問題でも心配なので何度も復習することになっちゃいます。
教室で見ていると、教材の同じステップを何回も繰り返しているのです。
クリアしているから新しいステップに行ったら?と促しても、心配だからもう一回復習すると言います。
これは良い心構えに見えますが、
しかし、この子の成績はなかなか伸びません。
同じところを何度も復習し、出来る自分に安心してなかなか先に進もうとしないのです。
先に進むとまたミスが増えてしまう。ミスすると怒られてしまう。ミスするのは嫌。ミスが増えるのが心配。
そんなネガティブ・スパイラルにはまり込んでしまうのです。
こういう子は、きれいなノートを作ったり、外見上、「しっかり復習しててエライな。」と見られ、親からも先生からも誉められる傾向にありますが、
実際は、新しい知識を得る努力をしなくなります。
そして、分かっていることばかりに時間を割くので新しい知識を増やす時間が減ります。
当然、成績不振に陥ります。
この子の成績不振は心配性の親の影響が遠からずあると思います。
わたしの考えは、
復習:先取り= 1 : 2
です。
復習に関しては、理解できていない状態ならとことん理解できるまで復習しなくてはなりませんが、それほど深くまで復習する必要はないです。
むしろ、現在学校でやっているところのちょっと先くらいを先取りしていく方が、学校の授業が理解しやすくなりますし、第一、勉強が楽しくなります♥
お子さんの成績を見ていろいろと心配になることも多々あると思いますが、
人間ってどうしても忘れちゃう生き物。
先に進むことで、理解が深まることも多いですし、むしろ今わからなかったことが先の勉強をすることで「あ、そういうことだったのか💡」と理解できたということもたくさんあります。
心配性の考え方は、時にお子さんとの親子喧嘩の原因になることもあります。
そうなると、また別ルートでお子さんの成績不振を呼び起こしてしまいます。
心配性のママ様・パパ様、
お気を付けくださいませ♥
応援団長より😊
お知らせ その1
夏期講習受付中 この夏一気に前へ!今すぐお申し込みを!
お知らせ その2
漢検 申込受付中
漢検実施➁:2021年10月23日(土) 申し込み〆切:9月7日
漢検実施➂:2022年1月29日(土) 申し込み〆切:12月7日
数検 申込受付中
数検実施➁:2021年10月16日(土) 申し込み〆切:8月31日
数検実施➂:2022年2月19日(土) 申し込み〆切:1月4日