Vol. 0479
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
V6が解散という記事を読みながら、時代の流れを感じております。
「学校へ行こう」大好きでした。
さて、小学生全員には授業前の肩慣らしに、百マス計算をやってもらっています。
小さなチャレンジですが、毎回やることが習慣化しています。
たし算、ひき算、かけ算の3種類。
生徒さんそれぞれに得意と苦手の計算があり、ひき算は苦手な子が多いです。
やり始めの頃は、毎回新記録が出るので、やる気が湧くのですが、
1カ月もすると停滞期がやってきます。
何故か停滞期に伸びるのが、ひき算。
これって何か脳の成長に関係しているのでしょうか?
脳科学では、簡単な計算のたし算やひき算でも、脳の活動する部位が違うことがわかっています。
詳しく調べたわけではないのですが、
たし算は、ものが増えて行く計算なので小さい子でもイメージがしやすく、
ひき算は、単純な減量ではないこともありイメージが難しいらしいのです。
具体的には、➀ 求残、➁ 求差、➂ 求補という考え方があって、
➀ 求残:子どもが7人遊んでいました。3人帰りました。残りは何人ですか?
➁ 求差:子どもが全部で7人います。男の子は3人です。女の子は何人ですか?
➂ 求補:男の子が3人、女の子が4人います。どちらが何人多いですか?
ひき算が苦手な子が多いのは、ひき算そのものが高い思考力を必要とするからかもしれません。(だれか詳しい人教えてください🥰)
当然、脳の成長には個人差がありますから、
教室では、他の子と比較するようなことはせず、
毎回習慣としてやることをルールとして、
新記録が出た時は、思いきり誉め、
集中してできた時は、タイムが悪くても認めてあげるようにしています。
要は継続する事が大切ですからね。
話は変わりますが、中3の因数分解で、
x² + (a + b)x + ab = (x + a)(x + b) で、
x² + 17x + 72 の足して17、掛けて72の aとbの組み合わせを求める時や、
x² + x – 72 の 足して1、掛けて-72の aとbの組み合わせを求める時など
遠縁ながら百マス計算が役に立っているな、と思うことがあります。
百マス計算で成績が良くなるとか、頭が良くなるとかは無いと思いますが、
百マス計算を土台にして、思考力を必要とする問題がより正確に、より速く解けるようになればいいと思います。
また、地道な努力が成果を生むということも実感してもらいたいと思っています。
応援団長より😊
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