Vol. 0437
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
「合格の経験も大切ですし、不合格の経験もそれ以上に大切です。」
と結んだのですが、その意味をもう一度考えてみます。
お母さん、我が子には少しでも幸せな人生を送って欲しいと望みますよね。
おもちゃやゲームを買ってあげたり、ディズニーに行ったり、留学させたり、もちろん、学校に行かせたり習い事に行かせるのも、幸せな人生を送って欲しいがために親がやっていることです。
そうやって親が提供する環境や物や機会。
いったいどれほどの子が感謝しているでしょうか。
うれしい、楽しいというポジティブな感情は、日常化してしまうと一気に陳腐化してしまいます。
日常で、つらい、苦しいというネガティブな感情があってこそ、その対比として、嬉しい、楽しいが際立ちます。
夏の夜空に鮮やかな花火大会も、周りが昼間のように明るければ何の感動もありません。ただドドーンと音がするだけです。
しかし、花火は夜、周りが漆黒の闇に包まれているからこそ、輝き、美しい、迫力のある閃光を人の心に刻むことが出来るのです。🎆
闇が無ければ花火に1円の価値もありません。
さて、受験シーズン真っ只中ですが、合格への意欲の無い生徒さんがいます。
「まぁどこかに受かればいいや」
何故でしょうか?
それは不合格の経験が無いからです。
がんばって、がんばって、毎日勉強して、勉強して、試験に臨んで、全力を尽くして、それでも不合格だった、という心が捻じ曲がるくらい苦しくて悔しい思いをした経験が無いからです。
そして、そういう重くて辛い経験から、自力で這い上がって合格をつかみ取った経験が無いからです。
中学受験や高校受験、大学受験、こういう受験は人生を左右すると言っても過言ではありません。ここで失敗したくないという気持ちはだれにでもあります。
だからこそ、その前の「プチ不合格」を経験しておくべきなのです。
漢検や数検、英検は小学校の頃から経験させることが出来ますし、一生その級を持ち歩くことが出来ます。そろばんや水泳の級も同じ。
目指す等級に向かって努力し自分の力を試し、合格・不合格の采配の前に身を置く経験を、小さいころからやっておくことが大切です。
不合格から這い上がった経験がある子は強いです。
「やればできる」なんて布団の中でスマホをいじりながら妄想していません。
リアルの自信があります。
受験の大戦(いくさ)を目の前にして、身を奮いたてながら挑むことが出来ます。
そして何よりも、親御さんご自身が子の受験を目の前にして落ち着いていることが出来ます。
お子さんを守ってあげたい気持ちはわかりますが、
お母さんは試験会場の教室に入ることはできないのですから。。。
お知らせ:
次の漢検は、2021年1月30日(土) ・・・申込〆切12月15日(火)
次の数検は、2021年2月13日(土) ・・・申込〆切1月5日(火)
一般の受検者さん大歓迎!
応援団長より😊
お知らせ:春期講習受付中 新しい学年はすでに始まっています。今すぐご準備を!