Vol. 0423
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
夏期講習が終わって一か月。
今年はコロナ禍の夏期講習でした。
子どもたちやスタッフの頑張りを忘れたくないので、ちょっと振り返りのブログを残しておきます。
結論から言うと、ペガサス府中夢教室ではいろいろと工夫をしながら、なんとか乗り越えられたと思います。
6月の不安
長期の一斉休校が明けて学校が再開したころ、夏期講習の準備も始めました。
この頃は、東京都から「東京アラート」が発せられて、
「一斉休校で子どもたちの学力の差が広がっているはず。」
「でも今年は夏期講習が出来るんだろうか・・・」
「そもそも学校の夏休みはあるのかどうか?」
「受験生の学習時間を確保することはできるのか?」と不安でした。
特に、「第二波」という言葉に敏感になりながらの準備。
夏期講習の準備とともに、「まずは現状把握」と思って業者の実力テスト(6月テスト)を行いました。
7月の戦略
7月2日、東京都では一日の新規感染者数が100人を超え、7月9日には200人、23日には300人を超えて、そして、7月31日、とうとう400人を超えてしまいました。
全国的にも毎日の新規感染者が1000人を超える状態が続き、再度緊急事態宣言が出るのではないかとまで言われました。
そんな中で受け取った6月の実力テスト(6月テスト)の結果に愕然としてしまいました。
休校中も自宅学習を欠かさず学力をキープした子はいましたが、心配していた子たちはほぼ落としてました。
偏差値30台まで落ちた子も数人。子どもたちは「休校期間中も勉強した」と言っていましたが、いやいや、子どもたちの自己判断を聞いてはいけません。あくまで客観的なデータで判断します。
データを見ると明らか。今までの努力が水の泡になりかけていました。
これは、うちの塾の緊急事態宣言です。
こりゃ夏期講習生を外部から募集している場合ではないぞ。
内部の生徒さんの学力回復に100%集中する。
後々考えると、このこと(内部生重視)が、この夏に取った戦略の中で一番良かったのかもしれません。
8月の本番
休校明けの学校の進捗は速く、ある公立小学校では、
「学校再開後は、休校期間中の課題を学習していることを前提として学習を進めていく。」
と学校通信に明記されていたりして、保護者さんの不安はMAX。なので、夏期講習のカリキュラムは、休校期間中の補習から入っていきました。
6月テストでその子その子の課題が見えていたので、夏期講習の目標として、『8月テストで休校期間のリベンジを!』を掲げ、塾生が一丸となりました。
8月になると夏真っ盛り。
府中市は毎日の最高気温が30℃を下回ることは無く、13日間の夏期講習の内9日間は最高気温35℃を超える猛暑日でした。
夏期講習の運営で一番気にしたことは、やはり感染対策。
一人でも感染者を出したら、教室閉鎖となってしまいます。
手洗い、消毒、マスク、机間隔、換気。
特に換気は頻繁に行いました。
換気の度に教室が暑くなるので、生徒さんも講師さんも大変だったと思います。
しかし、誰一人として不満を言う人はいませんでした。
えらい!
9月の成果
8月テストの結果が届いたのは、夏期講習が終わってしばらく経った9月9日。
嬉しいことに、6月テストから比べると成績の上っている生徒さんがほとんどでした。
偏差値30台だった子が40台に上がったり、偏差値60台の子がそのレベルをキープしていたりと、夏期講習期間がんばった成果が出ました。
偏差値を上げるという事はかなりの努力が必要になります。
努力は必ずしも結果で報われるものではありませんが、人を成長させるということにおいて、必ず報いてくれます。
今年、コロナ禍の夏期講習は、日数も少なければ、教室に入れる人数も制限されました。
しかし、小さい塾だからこそ目が行き届き、中身の濃い講習が出来たと思います。
生徒さんも講師さんも、危機感を共有し、同じ方向を向いて取り組めたと思います。
10月の課題
今後の課題は、2つあります。
徐々にコロナの感染拡大が止まってきているので、生徒さん募集に力を入れていきたいなと思っています。
長期の休校で学力が落ち、2学期に入って速いスピードで学校の授業が進んで行く中、自分の学力低下に気づいていない子が多いと思います。
そういう子は、周りを見るとみんな同じくらい低下しているので、自分がどれほどのスピードで落下しているのか気づかないのです。
手遅れにならないうちに、うちのような塾を知ってもらって、お話しできれば良いのですが・・・
あと、受験生に対しては、全然勉強量が足りていません。受験生としての自覚もまだまだです。
今後指導が厳しくなっていくと思いますが、入試まであと150日程度。二人三脚で最後まで走っていきたいと思います。
ま と め
たった13日という短かい夏期講習でしたが、内部生に集中することで効率が上がり、成績UP(というか成績回復)の子が多数出ました。
また、今年は、新型コロナウィルスの感染に細心の注意を払いながら進めた夏期講習でした。
あれだけ東京都で感染が広がった中、一人も感染者を出すことなく無事に夏期講習を終えることが出来て、内心ホッとしています。
生徒さんや保護者さん、講師さんのおかげです。
みなさんに、心から感謝します❤
今後冬に向けて、感染が広がらないことを祈りつつ・・・
応援団長より😊