Vol. 0404
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
「形無し」と「型破り」
この二つは似ているようで、全く別物です。
舞台演技で言えば、
形無しは、基本となる型が無い、または型をしっかり習得していないので、初心者の演技です。
それに対して型破りは、基本となる型をマスターしたうえで、
型を意識的に崩しつつ、独自の解釈を演技に織り込むプロの演技です。
どちらも個性的に映るのですが、ポイントは
「基本をしっかりマスターしているかどうか」
形無しの演技をもう一度見に行っても、同じ演技は見れません。
型破りな演技は二度・三度行っても、きっちりと同じ演技を見ることが出来ます。
つまり、型破りな演技は計算されているので、再現性があるのです。
「暗算」と「途中式」
さて、暗算と途中式
暗算に型はありません。だから、いつまで経っても形無し。
途中式には型があります。だから、突き抜けて型破りが可能です。
暗算は、型(基本)を習得していない未熟者の極致ですが、
途中式は、基本がしっかりしているからこそ、
状況に合わせて自分なりに工夫して、
正確に速く解くことが出来るようになる。
『学習』とは・・・学習塾とは・・・
型を学ぶこと。
これこそ『学習』なのです。
初めから型に従わないのでは、話にならないですね。
型に従うことが十分できてこそ、上昇気流に乗れます。
そのために型があるのです。
型を突き詰めていくのです。それが『学習』です。
途中式、途中式と言い続けるのは、型を身に付けてもらうためです。
型破りは受験に向かう子が最後にグンと伸びる必殺技です。
型を習得した子が、最後に振りかざす必殺剣は毎年ドラマを生みます。
型をぶち壊すというのは、そういうことです。
型をしっかりマスターしたうえで、その上に、自分の型を築くこと、
これこそ『学習』の喜びなのです❗
だから、学習塾っていうのは『学習』の喜びを得る場なのです。
応援団長より
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