Vol. 0361
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
18歳選挙権が施行されて3年経ちましたね。
3年前の参院選は18歳の初の国政選挙という事で
「若者の思い届け!」
と盛り上がりました。
今回の参院選(第25回参議院議員通常選挙)も
是非、是非、若い人たちに選挙に行ってほしいです。
必ずみんなの声は届きますから!!
ということで、
7月21日(日)の投票に向けて、
教室の生徒さんや講師さん(18歳)とちょっと話をするために、
わたし自身いろいろ調べたことを
メモ的にまとめてみました。
気になる各党の教育・子育て関係の公約ですが、
それぞれの政党は、どんな公約を掲げているんでしょうか?
自由民主党
【令和新時代:伝統とチャレンジ、政治の安定】
・待機児童ゼロ
・10月から3~5歳のすべての子どもたち、0~2歳の住民税非課税世帯の子どもたちの幼児教育・保育を無償化
・来年4月から、真に経済的支援が必要な子供たちの高等教育無償化、私立高校の実質無償化
・Society5.0時代の学校ICT環境を抜本的に改善
・児童相談所の体制強化等により児童虐待の根絶を図る
・昨今の交通事故や痛ましい事件を踏まえ、総合的な「子どもの安全対策」
・子どもの現在・・将来が生まれ育った環境に左右されない、実効性ある子どもの貧困対策
立憲民主党
【令和デモクラシー、生活防衛】
・待機児童の解消と保育の質の向上
・児童虐待やいじめを受けた子供たちの保護と保護者への支援
・児童相談所など関係機関の体制充実
・公立小中学校の給食を無償化
・国公立大学の授業料を半額程度に引き下げ、私学助成金を増やす
・給付型奨学金と無利子奨学金を充実
・基礎研究や研究開発の助成を拡充し、AIなどの先端技術の研究開発促進
公明党
【小さな声を聴く力】
・幼児教育の無償化
・高校生等の教育費負担の軽減・・・2020年度から年収590万円未満世帯を対象に就学支援金
・待機児童ゼロ・・・「子育て安心プラン」、「小1の壁」を打破、
・児童虐待の根絶
・レスパイトケアの拠点整備
・子どもの貧困対策の推進・・・すべての子どもが夢と希望を持って頑張ることのできる社会を実現
・教育の質を高めるため、小学校高学年の教科担任制の導入教職員定数の拡充
・教員が授業に専念できるよう、スクール・サポート・スタッフや部活動指導員等の学校運営に必要で多様な専門スタッフや外部人材の配置
・ICT環境の整備
・学び直しの基盤となる読解力(リーディングスキル)の育成について義務教育段階での取り組みを強化
・障がいのある子どもの学びの機会確保
・不登校の子どもたちの多様な学びを支援
・新学習指導要領に基づき、子どもたちがSDGs(持続可能な開発目標)やESD(持続可能な開発のための教育)について学ぶ機会の充実
共産党
【希望と安心の日本を】
・すべての学生を対象に、大学・短大・専門学校の授業料を、半分に値下げ、段階的に無償化
・給付奨学金は、政府案の低所得者を対象にした制度に加えて、月額3万円(年額36万円)の給付奨学金制度。すべての奨学金を無利子に。
・私立高校の負担の軽減、高校教育の無償化。
・学校給食の無償化、義務教育で残されている教育費負担をなくし、憲法26条に則して完全無償化。
・「幼児教育・保育の無償化」を消費税増税に頼らず実施。認可保育所を30万人分増設し、保育水準を確保しながら待機児童を解消。
日本維新の会
【創れ、新たな日本のかたち。目指せ、もっと自由で安心な社会】
・教育完全無償化・・・義務教育の他、幼児教育、高校、大学等の教育について無償化
・教育予算の対GDP比を他の先進国並みに引き上げ
・子育てバウチャーの導入
・新規参入規制の撤廃、政府発注の規制緩和
・保育士給与の官民格差是正による保育士の待遇改善
・保育サポーター制度の導入
・待機児童ゼロ
・重大な児童虐待を撲滅
・子どもの数が多いほど税負担が軽減される「N分N乗方式」の導入
国民民主党
【新しい答え:家計第一】
・児童手当支給を18歳まで延長し、額も一律で月15,000円に拡大。これにより子ども3人で合計約 1,000万円の給付が実現。
・給食費は無償化し、学年費 (副教材など)も補助。
・待機児童解消とともに、0~2歳の保育料、ベビーシッター代の負担軽減を目指す。
社会民主党
【憲法を活かす、支えあう社会】
・児童手当の拡充、子どもの医療費の国庫負担による無料化、学校給食の無償化と中学給食の完全実施
・待機児童ゼロ
・保育士等の給与を当面月5万円引き上げ、保育士、学童保育指導員の待遇改善。
・改正児童虐待防止法を徹底、児童相談所を増設。
・子どもの貧困率の削減
・安倍政権の進める教育の市場化や、国家による教育への介入を許さず、一人ひとりの学びと育ちを大切に。
・高等教育(大学、大学院等)の学費は、将来的に無償化
・奨学金は無利子を原則とし、給付型奨学金の対象・水準を拡大
・高校授業料は私立高校も含め直ちに無償化。外国人学校等にも適用。
・ワークルールや労働安全衛生など、労働教育のカリキュラム化。
・被選挙権年齢を一律5歳引き下げます(衆議院議員・市町村長・自治体議員は20歳、参議院議員・都道府県知事は25歳へ)。
・若者を「使いつぶす」違法・無法なブラックバイトをなくすよう労働行政を強化。
平和の党(オリーブの木)
【すべての人に、人間らしい生活を】
・低所得層や貧困層の底上げ
・月8万円の最低保障年金制度の導入
・学校給食の無料化、高校卒業までの医療費無料化、給付型奨学金の拡充
・待機児童・待機高齢者の解消
幸福実現党
【愛してるから、守りたい】
・教育”無償化“より”自由化“
・国家統制型の教育を改めて教育の自由化を進め、公教育や私学、塾などの切磋琢磨による教育界全体の底上げを図る。
・道徳・宗教・歴史教育を充実させることで、子供たちの人間性、愛国心を育む。
・企業家教育の充実により、日本経済を牽引する企業を輩出する土壌を形成する。
・若者のベンチャービジネス支援
れいわ新選組
【何度でもやり直せる社会】
・奨学金チャラ・・・555万人を奨学金徳政令で救う。
・児童相談所問題・・・家庭裁判所の判断と、里親・特別養子縁組制度の拡充
・社会的養護下にあった子どもたちの独り立ちが不利にならない施策を
労働の解放をめざす労働者党
【労働者の政党】
・教育公約は特に無い。
NHKから国民を守る党
【NHKの不条理から国民の安全を守る】
・教育公約は特に無い。
安楽死制度を考える会
【自分の最後は自分で決めたい】
・教育公約は特に無い。
各政党の教育・子育て関連 選挙公約は以上です。
以下、あくまで個人的意見ですが、
猫も杓子も教育の無償化って言ってますが、
どこかの大手塾の夏期講習じゃないんだから、無料!無料!で叫んでも
もう差別化できませんよね。
差別化と言えば、とうとう自民党だけが消費税増税って言ってて、
いつの間にか野党はすべて『増税反対!』じゃないですか。
安倍首相は「幼児教育、高等教育の無償化のための財源として増税が必要」
って言ってますけど、他の党はどうやって教育の無償化を実現させるつもりなんでしょうか?
いや、そもそも
幼児教育の無償化は『少子化対策』に不可欠・・・っていうけど、
今は結婚すらしない、できない人が大勢いて、
結婚して子どもをもつところにまで踏み込めない人が
未来に希望と自信を持って、家族を作り子を育てようという考えに
如何にしてなるように助けるかっていうのが大切なんじゃないかなー。
少子化対策の目玉として幼児教育の無償化って、そんなに魅力的だろうか?
やっぱり、景気を上げて、経済を回す方が『少子化対策』として有効じゃないだろうか、、、
幼児教育無償化の財源のために10%の消費税増税したはいいが、景気は冷え込むわ、若者の結婚離れは止まらないわ、出生率は下がる一方で、少子化に歯止めがかからず、年金制度が崩壊しちまった・・・
なんて、ならないでしょうね!
ねーねー、誰か教えて!
てことで、7月21日(日)投票所に足を運びましょう!
行けない人は、期日前投票は16日(火曜日)からです。
応援団長より
P.S. 夏期講習がんばりましょう!!