Vol. 0290
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
入試を目前にしたこの時期、
「私立に行かせるお金ないからね、ぜったい都立よ。」
と、受験生(中3生)に向かって言うのは、
(励ましの意味があったとしても)これは大変危険です。
これまでずっと都立の上位校であるMN高校を目指していたRくん。
合格可能性1%と判定される時期もありましたが、
地道に努力し、
最後のWもぎでB判定(合格可能性70%)と出ていました。
それ以降も過去問に打ち込み、大問ごとの対策をし、最適な時間配分を組み立て、
今は、かなりいい状態に仕上がってきました。
そのRくんがブレ始めました。
Rくん「CN高校にしようかなと思って・・・」
わたし「まぁCNなら確実だけど、2ランクも下だよ。どうして?」
Rくん「親に都立しかダメって言われて・・・」
わたし「なるほど。じゃぁ滑り止めの私立は?」
Rくん「お金ないから私立はダメって」
わたし「でも明日、私立の入試は受けるんだよね」
Rくん「そうなんだけど・・・」
Rくんの気持ちはよくわかります。
当たり前ですが、入試は合格する可能性もあり、不合格の可能性もあります。
「絶対合格」とは言えない中で、「この高校に合格したい」という気持ちで今まで壁を乗り越えて来たわけです。
これが受験というものではないでしょうか。
だから、滑り止めの併願優遇の私立高校も慎重に選んできました。
親にとっては、MN高校もCN高校も同じ都立の高校なので受験料も同じ、授業料も同じ、どの都立高校に通っても親の負担は同じなのかもしれませんが、
実際3年間通うRくんにとっては全く違う高校です。
「一緒にしないでくれ!」と言いたいのですが、
Rくんも不合格は嫌だし、合格したい。
ならば合格確率の高いCN高校を選べば安心だし、親も安心するし、
今の苦しみから逃れられる。
高校に入っても授業には楽についていけるだろう。
親が金無いって言うんだから仕方がない。
滑り止めに行けないなら、第一志望を下げるしかないか。。。
でも、今更MNをあきらめるって・・・
・・・という現状。
親の言葉でRくんの手が止まってしまいました。☹
こりゃマズイぞ・・・⌛
さて、都立高校の願書取り下げ・再提出は、来週
● 入学願書取下げ: 2月14日(水) 午前9時から午後3時まで
● 入学願書再提出: 2月15日(木) 午前9時から正午まで
となっています。
時間がないのは誰もがわかっているところですが、
Rくん、悩むならとことん悩んだ方がいい。🔥
Rくんの出した答えに『正しい』も『間違っている』もない🔥
答えはRくんの中にある🔥
そっと肩押す応援団長😀
お知らせ1:新入塾生受け付けています。
お知らせ2:小6中学準備講座受け付けています。