Vol. 0285
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
週刊新潮の中吊り広告。今回も語彙力強化の勉強になります。
(皇室記事に関しては、去年12月14日号を始め、嘘っ八の記事ばかり掲載しているので信用度はゼロですが、、、)
今回、気になったのは、
「日本人があやかれる命の食卓に並ぶ食材」
という表現。
「あやかれる」?
これ、あまり聞かない表現だなと思いました。(勉強不足ですいません。)
五段活用の動詞「肖(あやか)る」に受け身の助動詞「れる」が付いたもの
と思ったのですが、う~ん、しっくりいかない。
「肖る」を受け身にするには、「肖る」を未然形にして「れる」を付ける。
「肖る」の未然形は「肖ら」ですから、
「肖る」の受け身の表現は、「肖られる(あやかられる)」が正しい表現でしょう。
週刊新潮の表現は間違っているのか・・・?
いやいや、もうちょっと考えてみると、
「肖る」は五段活用の動詞なので、これに「・・・できる」という意味を含ませると、
「肖れる(あやかれる)」という下一段活用の可能動詞となります。
なので、可能動詞としては「あやかれる」は、アリなのです。
さぁ、週刊新潮の「あやかれる」は、動詞の受動態なのか?可能動詞なのか?
本文を読んでみると、
・
・
・
可能の意味で使っているようでした。
新潮社さん、疑ってすみません。
でも、、、「あやかれる」って使います?(ブツブツ)
「日本人があやかれる命の食卓に並ぶ食材」
というややこしい表現よりも、
「日本人が参考にできる命の食卓に並ぶ食材」
で良いんじゃないかなー?
あとは、今回も漢字の勉強ですが、
皇后
諦念
御代替わり(みよがわり)
依然
苛む
盤石(ばんじゃく)
離席
暴く
買収
民度
封印
腫物
貼る
暴漢
襲来
放談
砲弾
炸裂
吐露
安泰
疾病(しっぺい)
批判
殺到
曾孫
餃子
カラーコードは、赤は漢検1級、青は漢検準1級、緑は漢検2級、オレンジは漢検準2級、黄色は漢検3級です。
今回も刺激的な言葉が並びますね。
中吊り広告の全面写真はこちら⇒⇒⇒
応援団長より、
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