Vol. 0248
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
期末テストの結果を巡って、親子げんか勃発(ぼっぱつ)です。
数学66点。
娘さん(Sさん)のテスト結果を見て、ママは怒り心頭。
ママ「これ何よ!」
Sさん「時間がなかったの」
ママ「こっちの半分できてんのに、後半全然できてないじゃない!」
Sさん「そっちは応用問題だから」
ママ「応用ができなきゃ意味ないじゃない!」
Sさん「難しかったのよ」
ママ「付いて行かなきゃダメじゃない!」
Sさん「わかってるし」
ママ「わかってないじゃない!」
Sさん「もぉいいから」
と言う感じだったと想像します。
わたしに話しながらSさんはぐったりしています。
「そりゃ大変だったね。」とわたし。
今回、Sさんは基本重視。
目標は「標準問題が解けるようになる」ことでした。
ですので、見たところ基本問題は完璧に解けているし、標準問題も8割以上は解けている。
目標は達成された状態でした。
それはママもわかっていたし、見えていたのです。
「こっちの半分はできてんのに、、、」と言ってるから、見えているのです。
Sさんはここを誉めて欲しいと期待したのに、
ママの目線はできていない方に瞬間移動して、
「後半全然できてないじゃない!」
と、テスト結果のダメ出しに向かい、不毛な親子げんかとなってしまったのです。
ママは、見えているのに、見えていない状態になってしまいました。
こんな状態では、親子ですれ違うのは当たり前です。
同じものを見ているのに、二人で見ているものが違うわけです。
実際、親から見ると子どものできていないところに注意が向いてしまうのは自然です。
自分の子どもは「幼(おさな)い」ですし、
以前のブログで、ゲシュタルトの『欠けた円』について書きましたが、心理学的にも人は欠けたところに目が向いてしまうのです。
でも、まずはできているところから認めてあげましょう。
✔ ちゃんと食事を食べたこと、
✔ おはようのあいさつをしたこと、
✔ お手伝いをしたこと、
✔ 学校に休まず通っていたこと、
✔ 遅刻してなかったたこと、
✔ 期末テスト前に塾に行って長時間勉強していたこと、
✔ 試験期間中に部活の試合があって、勉強と部活と両立しなきゃいけなかったこと、
✔ 提出物を期日厳守で提出したこと、
✔ 100点の内、66点はできていること、
そういうところを認めてあげたうえで、
残りの34点をこれからどうやってあげていこうかねって、
Sさんとお話しして頂ければ、
今回のような殺伐(さつばつ)とした親子げんかにならなかったと思います。
親子げんかって、なかなか避けられません(わたしもやっちゃいます😅)けど、
どうしてもやっちゃいそうなときは、どうぞ教室にお電話ください。
または、毎月保護者面談をしておりますので、
お気軽に、お話をお聞かせくださいね。😊
応援団長より
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