Vol. 0231
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
人は感情が動かないと、行動に移れません。
例えば、
新しく入塾してくれる生徒さん。
始めに行う学力診断テストでは、なかなかいい点が取れません。
この学力診断テストの目的は、「できる・できない」を見極めるためのものなので、
できなければ怒られるとか、そういうものではないのですが、
終わった時の生徒さんの表情が十人十色です。
中2のHくんは、テストが終わった後、苦笑い。
「どうだった?」と聞くと、
Hくん「できなかった。」
わたし「できなかったの?」
Hくん「ちょっとまずい。」
と、恥かしいような、申し訳ないような、首をかしげながら渋い顔を見せます。
実際見てみると、うん、確かに出来てない。
わたし「できてるところもあるよ」
Hくん「でも、やんなきゃまずい。」
わたし「そっか、やるっきゃないか。じゃ、ここら辺からやって見ようか。」
と、勉強に入っていきました。
Hくんが渋い顔を見せたのは、たぶん、理想の自分に対してあまりに低い出来だったので恥かしく思ったのかもしれませんし、
成績優秀者の名前がバンバン貼ってある教室の中で、自分の結果に不甲斐なさを感じたのかもしれません。
その恥かしいという気持ちが、勉強という行動に移ったのです。
安心してください、Hくん、その表情に原石💎をみっけました。
得点が低くてもなんとも思わない人には、周りが「勉強!勉強!」と言っても行動しません。
だから、勉強してもらおうとするなら、その子の感情を動かさなくてはならないのです。
人は、感情の動物。
成績や得点のデータを見て判断する前に、
気持ちや感情を汲み取ってあげる時間がた~っぷり必要です。
応援団長より
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