Vol. 0205
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
ゴールデンウィークの最終日、
岐阜県の瑞浪市、
BBQ中の父親が刺されて死亡するという痛ましい事件をTVのニュースで見ました。
ご遺族の方々に、心からお悔やみを申し上げます。
刺した男性は26歳で近所に住んでいたそうです。
BBQの声がうるさかったからという理由・・・。
うるさかったから人を刺す?
この短絡的な行動に恐怖を感じます。
猛烈に恐ろしいです。
それでも
それでも大人は何とか乗り越えられます。
しかし、子どもは・・・
わたしも二児の父親として、大好きなお父さんが目の前で刺されるという凄惨な現場を見たお子さん達の気持ちを考えると、胸が締め付けられます。
こういう時、子どもたちのケアを誰がするのだろうか・・・と心配になります。
社会(大人?)に対して信用を取り戻し、
将来に向かって希望を持ちながら育っていくために、
地域の小中学校の先生方は、全力で子どもたちを守ってほしいと思います。今だけでなく、継続的に。
一方で、逮捕された26歳の男性はおそらく長年鬱積(うっせき)した感情を持っていたのだと思います。
26歳ですから、12年前の2005年は14歳でした。
ちょうど12年前に出版された本で、
『14歳の子を持つ親たちへ』、2005年、新潮新書
著者:内田樹(うちだたつる)、名越康文(なこしやすふみ)
という教育対談新書があるのですが、
タイトルが、まさに逮捕された男性の親に向けて書かれたような本です。
今読み返してみると、
グサリグサリと突き刺さってきます。
例えば、
第2章 病気なのは親の方?
失われた公共性の感覚
親の方が病気だ!
”子どもの問題って九十九%大人の問題ですよ”p.58
親世代のコミュニケーションの問題
第3章 二極化する文化資本
第8章 親は役割である
親の心構え
母性は幻想。だからこそのトレーニング
12年前の書籍ですが、今がこの本が予言する未来なのです。
今の日本全体が何か鬱積したものを溜め込みつつあるような気がするのはわたしだけでしょうか?
26歳の犯人に象徴される凶暴さ、地域社会の危うさ、
我々が信じてきた、常識が崩れています。
これが『二極化(格差)』というものかもしれません。
そこから自分の家族を守るのは、個人個人の知恵と良識に係っています。
さて、
わたしは、、、というと、毎日子供たちと接しながら、
p.69 たったひとりだけでもそういう(塾長補足コミュニケーションの受信感度の高い)感性のある大人と出会ってる時に、相性がいいとそれだけで(塾長補足子どもたちは)ぐいぐい伸びるんですよ。
のような存在になりたいと念じつつ、
今日も子どもたちと接していこうと思います。
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