Vol. 0201
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
算数の文章題が苦手な子が多くいますが、
パパ・ママのちょっとした工夫で、苦手が解決できます。
たぶん、パパ・ママは、小学校のお子さんと普通に会話なさっていると思います。
「公園にお友達がいるね。」とか「明日は雨だね。」とか「りんごがいっぱいあるね。」とか。
何だっていいのですが、普段の何気ない会話は出来ていると思います。
その何気ない会話に工夫を加えましょう。
お子さんが小学校に上がってからは、
できるだけ会話の中に「算数ことば」を入れるようにして会話してみてください。
例えば、
「公園には全部で8人の子どもがいるね。」
「6番目のあめの色はピンクだね?」
「りんごが3こあるね。そのうちりんごを1つ取ると、のこりは2つだね。」
「いぬとねこがいるね。ちがいは4ひきだね。」
「10こずつ、はこにいれてちょうだい。」
「5こ分で、50こだね。」
こんな感じです。
普段、意識的にこのような言葉を使って、会話をしていると、
学校の算数の時間に、すーーーっと先生の言葉が理解できます。
親子の会話で、「算数ことば」が少ないと、
子どもは学校の算数の時間に、となってしまいます。
なぜなら、日本語が分からないからです。
先生「5こ分でしょ。」
子ども「5こ分?」
先生「そう、5こ分。」
子ども「・・・(ブンてなんや)」
個別指導で生徒さんを教えていると、
このが出た瞬間を感じることが出来るのですが、
学校などの集団授業では、ことばの能力が低い子は取り残されてしまいます。
つまり、算数の計算能力で取り残されてしまうのではなく、
国語力で取り残されてしまうのです。
おそらく、公文式などでは計算能力をぐんぐん伸ばすことができて、計算スピードも速く、計算好きな子どもが育つと思います。
一方で、文章題で一語一語の意味を捉えながら、問題を解いていくには、間違いなく国語力が必要なのです。
その国語力のベースは、親子の会話です。
算数が苦手だからと言って、公文式に駆け込んだり、計ド買ってきて何回も解かせたとしても、根本的な(長期的な)解決にはならないのです。
「算数ことば」を使って親子の普段の会話を増やしたり、
国語の音読にしっかりと付き合ってあげることで、
算数の能力が向上するのです。
では、さよならゴールデンウィーク
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