Vol. 0198
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
生徒さんの成績がなかなか上がらない時、
「なぜ成績が上がらない?」
「どこで躓(つまず)いている?」
と、一歩一歩原因を探っていきます。
答えは大体決まっています。
その答えとは、
繰り返しが足りない。
圧倒的に足りない。
だから成績が上がらないのです。
「わかった!」で終わってしまっているケースが多いのです。
だから得点力につながらない。
「できた!」まで行かなくてはいけないのです。
そのためには繰り返しが必要。
繰り返しをする時間は、家庭学習の時がベストなのですが、
それが、なかなかできないのです。
様々な要因はあるとして、大きな原因はスマホです。
スマホが子どもたちの時間を大量に奪っています。
下の図は小・中学生の全国学力調査の結果です。
スマホの使用時間が多ければ多いほど学力が低下しています。
この傾向に、100%例外はありません。
このグラフを見て分かるように、
親にスマホを買ってもらい、なんの制限も与えないと、
スマホの使用時間は、2時間、3時間、4時間と増加し、
それに伴って、学力は大きく下がってしまいます。
下がってしまった学力を上げるためには、
今まで以上の勉強時間を確保しなくてはなりません。
しかし、スマホを長時間使用している状態では、
勉強時間の確保は難しく、
決して学力を上げることは出来ません。
学力は現状維持が精いっぱいではないでしょうか。
だから、お子さんの学力が落ち始めた時、勉強時間を確保することが最優先なのです。
塾を探すことが最優先になってはいけないと思います。
塾を探しに動く前に、
学力が低下していることを親子で話し合い、
まずは、家庭でお子さんのスマホの使用時間を制限したり、ゲームの時間を制限するように取り組んでみてはいかがでしょうか。
わたしのお勧めは、
食事のときはスマホを見ない。
夜8時以降は、子どものスマホを
キッチンテーブルの上に置いて
誰も触らない。
というルールです。
出来れば、スマホを買い与える前に、ルール作りをしておいた方が、成績の落下を最小限に防ぐことが出来ます。
このゴールデンウィーク、家でスマホばかりいじくっているお子さんを発見したら、ルール作りを話し合ってみてはいかがでしょう?
では、楽しいゴールデンウィークを❤
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