Vol. 0181
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
お母さんとの面談で、
「うちの子、本は良く読んでいるんですが、内容を理解しているのか心配です。」
という質問を良く受けます。
それ以外にも、
「本の内容を後から聞いたら、全然覚えてないんでビックリしたんです。」
「名作を読んでほしいのに、漫画ばかり読んでるんです。」
「ちょっと読んで、すぐ投げ出しちゃうんです。」
「中学受験に出てくるような本を買ってくるんですが、読んでくれないんです。」
「図書館に行きなさいと言うんですが、遊んでばかりで。」
などなど、読書に関するお悩みが多いようです。
本の内容理解
そんなお悩みの中でも「本の内容を理解しているかどうか」に関しては、私見ですが、気にする必要はないと思います。
年齢にもよりますが、小学生低学年くらいだと蓄積された知識の層がまだまだ薄いので、本を読んでその内容が入ってきても引っかからないんです。まるで、ざるに水を入れているようなもので、ほとんどが下に流れ去ってしまう。
これが、だんだん知識や語彙が増えてくると、引っかかる言葉が増えてくるので、だんだん本の内容がおぼろげながらわかってきます。
読書くらぶで、読んだ本の感想を書いてもらうと、まったく関係ないストーリーが子どもたちの頭の中で展開されていることが多々あります。本の中に象なんて出てこないのに、「ぞうがおもしろかった」とか書く子もいます🐘。これは、本の中の挿絵(さしえ)に反応したんだなということが分かって、ほほえましく思います。
ところで、妻や友達と映画を見に行くと、全く違う見方をしていることに気づきます。
「え、そこ❓⤴」
と思うようなシーンに感動している人がいますし、いろいろ見方があるんだなと楽しくなります。
閑話休題(かんわきゅうだい)
なので、
お子さんがどんな風に読書してもいいんじゃないかな思います。
自由に読ませてあげて、分かっていても分かっていなくても、その本を読んで気づいたことに共感してあげれば、子どもも嬉しくなってもっともっと本を読みたくなると思います。
逆に、「あんた、内容ちゃんとわかって読んでんの❓」などと批判されるのは、子どもにとっては不快で、せっかくのたのしい読書もつまらないものになってしまいます。😡
本を読むという行為は、その人その人で違った経験を生み出します。
ですから、
自分の頭で思考し、想像を広げ、自分の経験と絡め合い(からめあい)ながら、楽しむ。
そんなお子さんの成長をゆっくりと見守ってあげください。😄
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