Vol. 0130
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
お子さんを変えようと思っても、もう変えることはほぼ不可能です。
だから、「親が変わるしかない」と気づくのです。
変わると言ってもどう変わるのでしょう?
まずは一歩二歩さがって、お子さんから距離を取り、離れるのです。
そして、観察する。
この時、感情を入れてはいけません。何故なら腹が立つことがいっぱい見えてくるからです。
感情を入れずに客観的に観察していると、腹が立つどころか、いいところがいっぱい見えてきます。
( ⇑ これ、府中夢教室の「誉め育て」の第一段階です。)
それをノートに書き留めて置いてください。
距離を置いてお子さんを観察していると、「勉強しなさい」という言葉が自然に減ってきます。
逆に、「勉強しなさい」という言葉を無理やり抑え込むと、いつか大爆発します。
「もう、我慢できなくなって言っちゃったんです・・・」ということがいつか起こります。
これやっちゃうと、受験生にとっては、やる気がゼロになってしまいます。
そうではなく、お子さんの良いところをいっぱい見つけることによって、自然と「勉強しなさい」が消えていくのです。
別の言い方をすると、「勉強しなさい」と言わなくてもよくなるくらい、お子さんの長所を見つけてあげてください。
親が子どもの悪いところばっかり見ているから、自分自身が不安になって、子どもにきつく当たったり、「勉強しなさい」と言ってしまうのです。
だから、お子さんの長所をいっぱい書いたノート『長所ノート』を作るのです。
やる事⑤ 親の一歩先の行動
「勉強しなさい」が消えると、お子さんも自然に自分の将来を考えるようになります。
そして、目の前の定期考査も「やらなきゃな」と思うようになります。
というより、お子さんも定期考査前には当然「やらなきゃ」って思うのですが、いつも親が「勉強しなさい」などうるさく言うので、やる気がなくなっていたのです。
つまり、子どもに言い訳(屁理屈)のネタを与えてきただけなのです。
まさに、「勉強しなさい!」⇒「やってるよ!」の悪循環です。
今はもう、親からの「勉強しなさい」は無くなっています。
なのでパパママは、一歩先の行動に移ることが出来ます。
それが、『情報収集』なのです。
中学生(特に受験生)にとって苦手なのは、情報収集。
例えば、ふつうの中学生は、友達が「あの高校って校則厳しいんだってさ」と言うと、「えーじゃぁやめた」とか言うレベルなのです。
パパママがやるべきことは、実際に高校の説明会に足を運んで、高校の雰囲気や設備を大人の目でしっかりと見てくることです。特に、私立高校は特色が際立っているので、メリット対デメリットを冷静に分析できるのは親の力だろうと思います。
今の時期すでに、私立高校からは来年度の入学説明会のスケジュールが出始めています。
しっかりとチェックして、ご自身のスケジュールを開けてでも、お子さんの受験しそうな高校の説明会に参加してみてはいかがでしょうか。
こういう行動の方が、「勉強しなさい」を100万回言うより効果が高いと思います。
お子さんが困った時、
例えば、お子さんが「神代高校って校舎建て替えだってさ、やめようかな。」と言っていたとすると、
「校舎建て替えは4~5年後よ。まずは体育館から取り壊していくの。だから、あなたが卒業するまでは、授業数やカリキュラムに影響はないわ。あなたの楽しみにしている学校行事だって変更はないそうよ。部活だってあなたの入りたいサッカー部は関係ないみたいね。」なんて正確な情報を流してあげることが出来れば、もう信頼度はググッとアップします。
なにも受験情報だけではありません、お子さんの大好きなことや、将来の夢に関して、できるだけ理解してあげたり、共感してあげて、ためになる情報を集めてあげるのです。
そうする事によって、何よりもお子さんとのコミュニケーションが増えます。
会話が楽しくなります。
友達やネットの悪評などにブレることなく、志望校を目指すことが出来ます。
その志望校は、パパママの望む志望校ではないかもしれません。しかし、それが現実ですし、それをお子さんは選択したのです。それでいいのです。
とにかく、お子さんの一歩先を進むように心がけてみてください。
お子さんと対峙し、そこに留まるのではなく、お子さんの前を照らし、前を向いて歩く。
そんな感じです。
肚(はら)を括(くく)る・・・というか、、、
天命(てんめい)を待つ・・・というか、、、
そんな感じ。
そうすると、不思議なことに、、、ミラクルが起こります。
Believe your child!