Vol. 0092
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
今年の第6回教育ITソリューションEXPOで一番活気があったのは『アクティブ・ラーニング』でした。
『アクティブ・ラーニング(AL)』というのは、まぁ一言で言ってみれば『生徒参加型の授業』です!
「生徒参加型って、じゃぁ今までは生徒不参加だったの?」
と言われそうですが、まぁそうだったかも。(苦笑)
今まで、学校の授業スタイルは、先生が教壇に立って、一方向に生徒に向かって教えるスタイルが主流でしたが、ALでは、先生と生徒で双方向の意見交換や情報共有をしながら、グループワークを行い、先生も生徒も共に学ぶというスタイルです。
だから、『生徒参加型』。
これは、素晴らしい事です!教育のイノベーションです!
学校が変われば、生徒も変わる、塾も当然変わってきます。
ただ、気になるところは、先生の力量によって生徒の習熟度に差が広がっていくことになりそうだという事。
つまり、学校の先生にとって、今までは、教壇の上で黒板に板書しながら教科を説明していく授業スタイルで良かったものが、これからは、一人ひとりの生徒を巻き込みながら授業を進めていく。。。となると、大変な下準備と教室マネージメント能力が必要になって来るでしょう。
ですので、一気にALが普及するとは思いません。
特に、中学校や小学校の義務教育の現場では、そんなに簡単に授業スタイルが変わるとは思いません。
ただ、理想的には、小中学の頃の子ども程、ALのような双方向の学習が効果あると強く思うのですが、、、
先生側の心構えと言うか順応性というか、そういったものに時間が必要です。
では、何から始めるか?
まずは、黒板を無くしていく!
従来の黒板を無くして、デジタル黒板を使う!
デジタル黒板を使う事によって出来る事。それは、
貴重な授業時間をより効率的に使うことが出来ます。
板書に使う膨大な時間を別の事に使えます。
写真や動画を自由に映し出せます。
投射されたスクリーン上で、PCを直接操作できます。
消去ややり直しが簡単にできます。
カラフルです。
何回も同じ素材を使えます。
授業を録音したり録画したりできます。
スクリーン上の書き込みを保存することが出来ます。
などなど、
始めのハードルは高いかも知れませんが、現場の先生にとって間違いなく授業が楽になると思いますし、第一、生徒が授業を楽しめるようになると思います。授業中の生徒の集中力がグンとアップします。
今回、教育ITソリューションEXPOでデジタル黒板をじっくり使わせてもらってきました。
これ、本当に便利です!
いろいろな色や太さのペンを使えるし、簡単に映像をPCから呼び出すことが出来る。板書なんてする必要はなく、電子教科書を呼び出して、文章を白枠で塗りつぶしたり、アンダーラインを引いたり、書き込んだりできる。前の授業を呼び出して授業前に復習が出来る。
などなど、やろうと思えばいくらでもアイデアが浮かんできます。
きっと授業が楽しくなります。わたし、こういうのだーい好き♥。
ということで、以下簡単に、『アクティブ・ラーニング』の普及のシナリオです。
これまでの黒板授業は徐々に消えていき、旧黒板に変わってデジタル黒板を使った授業が広まっていくでしょう。生徒ひとり一人がタブレットを持つようになったら、本格的なALが始動するでしょう。
これからの学校の授業。どんどん楽しくなっていきそうでーす!ワクワク!
P.S. お父さん、お母さん、参観日には必ず参加しましょう!今後ガラッと教室の風景が変わってくると思いますよ。それに。。。お父さんやお母さんの愛の力はどんな最先端テクノロジーよりも子どもをやる気にさせるんですから!