Vol. 0008
今月、2つの記事が気になりました。キーワードは『80歳』
【80歳の挑戦 エベレスト登頂】
...冒険家の三浦雄一郎さん(80)が23日午前、世界最高峰エベレスト(8848メートル)の登頂に成功した。これまで76歳のネパール人が持っていた男性最高齢での登頂記録を塗り替えた。三浦さんは2年前に事故で骨盤を骨折し、今年1月には不整脈で手術も受けた。だが、エベレスト登頂に向けて25~30キロもある荷物を背負って歩くなど、地道なトレーニングを重ねてきた。
【80歳総勤労時代へ「仕事争奪戦」の幕開け】
...厚生労働省は、年金の支給開始年齢を65歳から70歳へ引き上げる方向で検討しており、それが実現したとしても社会保障費の財源不足が解消される見込みはない。もはや、政府も行政も企業もあなたを守ってはくれない。80歳総勤労時代が到来する。「仕事争奪戦」の幕が開いた。
この二つの記事、一方は「ワクワク・ドキドキ」、一方は「喧々諤々・戦々恐々・右往左往」である。
同じ80歳に焦点を当てた記事だけど全然視点が違う。面白いですね。
三浦雄一郎さんに感じることは、日々の努力の積み重ねが如何に大切であるかということ。
困難を乗り切ることができる人には共通の考え方・発想法がある。『XXだから出来ない』という発想ではなく、『XXだけどどうやったら出来るようになるだろうか』と常に考えている。目標を達成するためにはどうすればいいか、日々真剣に考えている。
一方、「80歳総勤労時代」に感じることは、未来がどうなろうと、世界がどうであろうと、受け身の姿勢でいる限り、その人は常に被害者意識を持っているということ。不安感がその人の行動を決定する。
三浦さんはエベレストに登りながら「滑落したら政府が守ってくれるだろうか」なんてこれっぽちも思っていなかったでしょう。一瞬一瞬、一歩一歩が生きるか死ぬかの世界だから。
僕は80歳までずっと毎日「生きるか死ぬか」を意識しながら行動していこうと思う。行動を止めたら死んでしまう。夢を達成するために日々本気。周りに感謝しつつ、切磋琢磨で行こう!
だって、80歳の自分は、心も体も健康で、いつもわくわく、どきどきしていたいもん。
みんなもそうですよね。