Vol. 0417
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
1学期の期末考査の答案が続々と返却されてきています。
新型コロナウィルス感染防止の一斉休校後、
6月に学校再開して、初の定期考査でした。
2月の学年末テストから計算すると約5か月ぶりの定期考査。
このブログでは、特に中1のお母様にお話したいと思います。
中1の生徒さんは今回が初の定期考査でした。
返却されたテストを見る時の親の反応で、お子さんの今後の定期考査に対する向かい方が違ってきます。
お子さんが、返却されたテスト結果をもって帰って来た時に、言いたいことはいっぱいあると思います。
でも、ここで言ってしまうと、小学校の時と同じことになってしまいます。
子どもにとって親から言われ続けることは、楽なんです。自分の取ってきた点数に親が反応してくれている。つまり、親が自分の事のように言ってくれることで、甘えが生じてしまうのです。
返却されたテストを持って来た時にやるべきことは、
じっくりとお子さんを観察してください。
「じっくりと」です。
じーっくりと。
いい点(80点くらい)であっても、すぐに誉めてはいけません。
じっくり観察してください。お子さんが不満そうな顔をしていたら、誉めると逆効果になってしまいます。
小学生の頃にカラーテストで90点とか100点とか普通に取っていたわけですから、80点で嬉しいわけないですよね。
良くない点を取ってきても、いきなり雷モード💢にならないで、ここでもじっくり観察してください。
いい点を取っても悪い点を取っても、まず初めの声掛けは、
「(点数を確認して)この結果、〇〇はどう感じてるの」
※〇〇はお子さんの名前
です。あくまで自然に、中立的に聞いてくださいね。決して批判的にならないでください。
そして、ここから、お子さんの声をどんどん聴いてください。
良かった時にはお子さんはウキウキ話すでしょうし、悪かった時は、グダグダと言い訳するかもしれませんし、今後もっと頑張ることを言うかもしれません。
とにかく、親から言いたいことを話し始めると、子どもは自分の心がわからなくなってしまいます。
だから、聞くことに専念して、お子さんの話すことをじっくりと聞いてあげてください。お子さんの話は、少々長くなるかもしれませんが、丁寧に聞いてあげてくださいね。丁寧に聞くことで、そのあとお母さんが話すことも聞いてもらえます。
初めての定期考査ですから、お子さん的にも頑張ったと思います。初めての定期考査で不安だったことも乗り越えたのです。
最後に、「そうなんだ。〇〇は頑張ったのね。」と笑顔で承認してあげることで、お子さんの気持ちに整理が付き、前向きになります。
出来れば「今後のプラン」まで話し合えれば最高です。
わたしは、小学校の時に伸びなかった子が、中学校でグンッと伸びる例を見てきました。
その時に必要なのは、生徒さん自身の内省です。
親が自分の気持ちを代弁するのではなくて、自分自身で自分が何をしなくちゃいけないかを決めていく事です。
「もう小学生じゃないんだから」と言う言葉を、親からではなく、お子さん自身から聞きたいですね。
じっくり観察。よろしくお願いします。
応援団長より😀
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