Vol. 0364
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
小・中学生のママ様・パパ様、
お子さんの家での姿を見ながら、
「もっと勉強してほしいんだけど。」
「ゲームばかりしてて大丈夫かしら。」
「学校の勉強に付いて行っているのかしら。」
「周りの子たちはどうしているのかしら。」
と、日ごろからモヤモヤしている気持があると思います。
このモヤモヤを放っておくといつか爆発💥します。
「勉強しなさい!」
「ゲームばかりして!」
「何よ!この点は!」
「○○さんは100点取ったのよ!」
言っても何も解決しないのに、どうしても言ってしまう。
責める気じゃないのにきつい口調で責めてしまう。
「勉強しなさい!」の裏側
なぜこんなに口うるさくなってしまうのでしょう?
「勉強しなさい!」の裏側には、実は、ママ・パパの不安があるのです。
不安を消し去りたいというのは脳の自然な自己防衛機能です。
しかし、相手を責めても心の不安は消えません。
何故かというと、
親の不安など、子どもにとっては無関係(=どうでもいいこと)だからです。
だから怒ったところでお子さんの行動は変わりません。
一瞬だけ行動が変わったとしても、
お子さんが机に向かうのは形ばかり。
数分するとまたゲームやYouTubeに戻ってしまいます。
だって、子どもには不安がありませんから。。。
子どもの行動に変化が見られないので、より一層不安が増してきます。
これが親子で信頼関係が崩れていく悪循環のはじまりです。
大切なのは不安の共有
悪循環を起こしていることに気づいたら、
まずは自分の不安をそのまま真摯にお子さんに伝えましょう。
「ママは不安なのよ」と。
相手を責めれば、相手は壁を作ります。
そうすると対立するのは当たり前。
だから「勉強しなさい!」は決してポジティブな結果を生みません。
言うべき言葉は、
「ママは不安なのよ。」
穏やかな気持ちで、お子さんと自分の気持ちを共有しましょう。
Iメッセージを使う
「ママは不安なのよ」
これはI(あい)メッセージです。
「私はこう思う。」
「私はこう考えたの。」
「私は○○が好き。」
など、「私」が主語になる話し方です。
「Iメッセージ」の反対側にあるのが「YOUメッセージ」。
「あなたは○○ね。」
「あなたは○○した。」
「あなたがこう言った。」
YOUメッセージは相手の反感を買います。
特にママ・パパはお子さんの欠点がよく見えます。
YOUメッセージで簡単にお子さんを傷つけてしまいます。
しかし、やってみるとわかりますが、
Iメッセージは難しいです。
それは、ご自身の内面をグイグイと掘り下げていかなくてはならないからです。
「今私は何を考えているのか」
「私はどうして不安なのか」
「私はこの子にどうなって欲しいのか」
「私はこの子に何を残せるのか」
「私は今何をすべきなのか」
「私は・・・」
「私は・・・」
自分自身の内面に向かって掘り下げた言葉は、
必ずお子さんに届きます。
届かないわけがありません。
何故なら、Iメッセージには自己責任が伴います。
Iメッセージを言うには勇気がいります。
だから相手に突き刺さるのです。
時間はかかります。
しかし、あきらめずメッセージを届け続けましょう。
不安を乗り越えて、
Iメッセージで
親子共に成長していきましょう!
応援団長🌝より
P.S. 夏期講習、私はがんばる!!