Vol. 0344

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国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。

去年12月に集計した平成31年度（2019年度）都立高校志望倍率が発表されました。（2022年度版はこちら）
(1/8発表、東京都中学校校長会が都内の公立中学校の3年生7万6,641人を対象に去年2018年12月14日時点で進学先の第一志望を調査、調査結果発表後、大手模擬会社、Ｖもぎ、Ｗもぎが各高校の倍率を算定）

小池都知事の私立高校授業料の実質無償化（2017年4月施行）以降、私立人気がじわじわと浸透してきて、

今年も都立高校の志願者減少、入試倍率は２年連続下降傾向です。

受験生にとっては朗報・・・と言いたいところですが、、、

府中市を中心に、調布市、国立市、国分寺市、武蔵野市、小金井市あたりの都立高校を見てみますと、

それぞれの高校の倍率を個別に見た感想ですが、、、

国分寺高校：
なんたって100名の国公立大学現役合格者達成！ですからね。人気も上がります。

小金井北高校：
新校舎の人気が落ち着いてきたのかな？

調布南高校の低倍率：
以前は都下で一番の高倍率だったのですが、今年の低倍率の原因は、国公立大学への進学者が半減してしまった影響があるのではないでしょうか？

狛江高校の高倍率：
男子も女子も志願者が300人以上という大人気の上、クラス数が1つ減って倍率が跳ね上がったようですね。以前は地味で頭がいい感じの高校でしたが、全国高校ダンスコンペティションでの受賞など知名度がかなり上がっています。学業では、国公立大学やMARCHへの進学も増えてますね。

府中東高校㊛の倍率UP：
平成31年度から3年間、体育館の改修でプールが使えないという事で、女子人気となっているらしいです（ホント）。

全体的には、

明確な傾向として、偏差値50以下の普通科都立高校は、私立高校に生徒を持っていかれている状態です。

中3受験生たちは、5教科受験で負担の多い割に、レベルの低い都立の高校に入るよりも、3教科受験で施設の充実した私立高校に単願で入った方がメリットが大きいと考えています。（まぁ当然ですね）

特に、2020年の大学入試改革のことを考えると、私立大学附属高校はかなり人気が高まっています。

私立高校は受験者数が上がって、併願優遇の受け入れ基準レベルを上げる余裕が出てきますから、より優秀な生徒を獲得できるようになります。実際、基準レベルを上げた私立高校は複数あります。

受験生としては、私立のレベルが上がっちゃうと都立の併願（滑り止め）として使えない。

対策としては、都立のレベルを落として安全策を取るか？

いやいや、でも、簡単にあきらめられないよ。第一志望は！というのが当然の意志。

じゃぁ、推薦入試も受けてダブルチャンスを狙うか？

でもね『二兎を追う者は一兎をも得ず』にならぬように。

推薦入試の願書提出は1月23日。

あとは時間との駆け引き。

推薦入試は1月26日&27日。

一般入試、次回の倍率発表は、2月6日の願書提出日。

2月22日の一般入試まで、

怒涛の日々が始まっています！

それまでにしっかり過去問演習をやって最終決定していきますよ！

応援団長🌟より

 

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