Vol. 0086
本日もブログをご覧いただきありがとうございます。。。
国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。
子どもたちはいつでも誉められたいと思っています。
ちょっと誉められると、もっと誉められたい、もっともっと誉められたい、、、とエスカレートしていきます。
それが『やる気』の源になり、一気に壁を乗り越えていきます。
逆に、周りから認められないと、
悲しい、寂しい、苦しい、悔しい、怖い
と言った感情が生まれてきます。
こんな時、女の子に比べると男の子は感情表現が下手くそな子が多くて、泣いたり、走ったり、乱暴したり、、、といろいろな行動を取ってしまいます。
さて、当教室では、100点が取れないと、次の単元に行けないというルールがあります。
80点そこそこで「ヤッタ!わたし天才!」なんて満足していたら、次回は80点も取れないことが分かっているからです。
小2のKくんはいつも漢字は100点満点の子です。
小2ですが、画数の多い常用外の漢字に興味を持っていて、「漢字博士のKくん!」と言って教室で誉めています。
(もちろん、「そんな難しい漢字を勉強しても役に立たないからやめなさい」なんて言いませんよ!)
今日も小2のKくんが100点を目指して、漢字の読み取りをがんばっていました。
一回間違えて、「あっ」と小さい声が出てしまいました。
二回間違えて、「あーーー」と声も大きくなって、力を落としていきます。
三回間違えたところで、Kくんの目に涙が滲(にじ)んできました。
余程、悔しかったんだと思います。
あのKくんが100点取れない! 悔しい気持ちは痛いほどわかります。
だから、100点はとれなかったけど、頑張ったことをめちゃくちゃ誉めてあげました。
今日は時間が来てしまって、100点は取れませんでしたが、次回は、必ず100点を取ると宣言して帰っていきました。
今日の学習記録ノートには、Kくんの頑張った足跡が記されていました。
きょうは、漢字をしました。
泣いたけどできました。
うれしかったです。
こんどは泣かないで
べんきょうするのをしたいです。
楽しかったです。
誉められないと悔しい。
だから、誉められる努力をする。
泣いても、諦(あきら)めない!
そして、誉められるとすごくうれしい!
大人も見習いたいですね。
今日は、頑張っているKくんからいっぱい学ぶことがありました。
ありがとう、Kくん。
頑張れ、Kくん。