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小学1年生、国語力で乗り越える算数のハードル

Vol. 0151

本日もブログをご覧いただきありがとうございます。

国語力と理系脳を鍛え、グローバル人材を育てる学習塾ペガサス府中夢教室・塾長の仲山です。

小学1年生の算数を教えていて、行き詰まることがあります。

どのように行き詰まるかというと、ことばが通じなくなって行き詰まってしまいます。

例えば、以下の問題。

こどもが 4人 あそんでいます。あとから 2人 きました。
① ぜんぶで、なん人ですか。

これ、もちろん答えは、①6人で、小学校1年生は当然できなくてはいけないのですが、、、

ここで躓(つまず)いた子がいます。

小1のRちゃんは上記の問題①に対して、式を作ることが出来ません。

式はダメですが、答えることは出来ます。『6人』と言うことは出来るのです。

でも、式を作ることが出来ないのです。

つまり、日本語で書かれたものを数式に直すことが出来ない。

これは、今後ずっと文章題が苦手になるという、Rちゃんや他の算数嫌いの子たちの長く苦しい未来の起源です。

まぁ交通渋滞の先頭を見つけたようなものです。

ですから、出来る限り丁寧に、出来るだけ分かり易く教えてあげなくてはいけません。

小1のRちゃんの場合、一ケタの足し算は問題なく解けます。

例えば、

4 + 1 =
4 + 2 =
4 + 3 =

などのドリル問題はたやすく解けます。

Rちゃんにとって、『4 + 2 = 6』という式は、日本語の『よん たす に は、ろく』という読みだけで理解しているのだと思います。つまり、「+」は「たす」と発音する新しい漢字の様なものなのです。

「+」という演算子が、「増える」とか「多い」とか「合わせる」とか「加える」とか「大きい」とかの日本語と繋がっていないようです。なので、よもや『6は、4より、2つだけおおい』などという解釈は『4 + 2 = 6』から出て来ないのです。

Rちゃんにとって目に見えるものや、ことばからでてくるものが答えであって、数式は単なるドリルの世界のゲームのようなものなのです。

だから、小学1年生に算数を教える時に、算数・算数算数で教えても、上のような問題は理解できないのです。

まず、ことばありきです。ことばをまず教えて、そのことばと算数をつなげてあげる作業を一緒にしてあげる必要があるのです。

そのための道具がブロックであったり、おはじきであったりするのです。

ポイントとしては、とにかくしゃべらせることです。

先生が、「おはじきが4つあるよね」と言ったら、

生徒にも「おはじきが4つある」

と言わせることです。

「言う」というアウトプットによって、ことばと事象が繋がり合います。

その後に、「2つ増えたよ」とか「合わせるといくつになった?」とか、いろいろな関連することばを投げかけてあげながら、返ってくる言葉を繰り返したり、強調してあげたりしながら、ことばのコミュニケーションを密にしていきます。
同時に、を使いながら一緒に遊んでいきます。

そこから徐々に徐々にゆっくりと算数の世界へ導いて行く・・・という感じです。

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もう一つ、別の問題です。

めろんは、4こです。すいかは、めろんより、2こ おおいです。
① すいかは、なんこですか。
② ぜんぶで、なんこですか。

これ、答えは①6こ②10こで、上の問題と比べると、「ぜんぶでなんこですか」の答えの値が異なっています。

これもひとつずつ丁寧におはじきやブロックを使ったり、鉛筆をつかったり、絵を描いたりしながら、楽しく♫学んでいきました。

 

結論 気づいたこと

こういう算数の問題を教えながら、サラッと理解する子もいれば、思いっきり躓く子もいます。

この違いは何かというと、やはり国語力です。

これまでの生活の中でどれだけ国語に接してきたか、どれだけパパ・ママと話してきたか。どれだけテレビを見て来たか、本を読んできたか。どれだけ友達と遊んできたか。

これが学習の基礎になります。

やはり静かで大人しい子は、国語力が低い傾向にあると思います。

静かで大人しい子は、子育ての面で助かることも多々あるでしょうが、反面、言語能力の発達が遅い事もあります。(本を読むのが好きでいつも静かにしている子は別ですが、、、)

国語は、算数をはじめ、理科、社会、そして英語やその他の分野に枝葉を伸ばすための学力の根っこです。

生涯、子どもたちはすべての事象を日本語を通して理解していきます。

そして、日本語を使って表現していきます。
英語はあくまでツールです。ツール❗

小学1年生はまだまだ脳が発達中ですから、もっと国語力を伸ばしていきましょう。
英語はもっともっと後でも全然OKですから。

このころの算数は国語と同じです。

つまり、国語の組み立てができることで算数の文章題は簡単に解けちゃいます。言い換えると、算数の文章題こそ国語力、と言えます。

ここに時間と労力をつぎ込まないで、後々算数や理科や社会が・・・と言っても的外れ(まとはずれ)です。

核心を突いた勉強をしていきましょう!

おまけ❤

『4 + 2 = 6』の式を見せながら説明していたら、Rちゃんは、

「ぜんぶで12。」

と言いました。

何故Rちゃんが『12』と言ったか分かりますか?

式をよ~く見てください。確かにぜんぶで12ですね。(笑)

すごい!その発想は無かったなと思った瞬間でした。

しかも、10以上の足し算できてるし!!

小学1年生は天才だな~❗

変なところで楽しんでいる塾長でした。

チャンチャン🎵🎵

お知らせ2学期も中盤です。入塾生募集❗長期視点をもって、まずは、国語力を鍛えていきましょう。

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